犬は人と比べて寿命が短いです。 平均寿命は大型犬10~12歳程度、小型犬13~15歳と言われています。 寿命が人と比べて短い分、子犬と呼ばれる時期は短く、あっという間に大きくなってしまいます。 ここでは、子犬と呼ばれる時期はいつまでなのか、子犬から成犬になるまでについてご紹介します。
子犬と呼ばれる時期はいつまで?
子犬と呼ばれる時期は犬種により異なります。 生後10ヶ月~1歳半までの時期がおおよそ子犬と呼ばれる時期です。 子犬は新生子期(生まれてから生後2週齢)、移行期(~生後3週齢)、社会化期(~生後13週齢)、若齢期(~生後6ヶ月齢)と成長していきます。 この時期は成長期で、犬が成犬になるまでが子犬と呼ばれる時期です。 ここでは子犬と呼ばれる時期について犬種別にご紹介します。
超小型犬・小型犬の子犬の時期はいつまで?
超小型犬・小型犬とはだいたい10kg以下の犬のことをいいます。 犬種でいうと、チワワ、ダックスフンド、トイ・プードルなどです。 これらの犬種の子犬の時期は個体差がありますが、だいたい生後10ヶ月までです。 10ヶ月になると体の大きさも成犬と同じぐらいの大きさになります。 種類によっても異なりますが、だいたい1年経つと人間で言えば18〜20歳程度と考えてよいでしょう。 チワワなど、生後1年間くらいは体格に変動があるケースもあり、種類ごとに違いがあると考えておきましょう。 小型犬の子犬の性成熟は早く、生後5ヶ月程度から始まります。
中型犬の子犬の時期はいつまで?
中型犬はだいたい11kg~25kg以下の犬のことをいいます。 犬種でいうと、ウェルシュ・コーギー、アメリカン・コッカー・スパニエル、ボーダーコリー、柴犬などです。 これらの犬の子犬の時期は個体差がありますが、だいたい生後1歳までです。 生後1年で、人間でいう15〜18歳程度になり、成長が止まると考えて差し支えありません。 中型犬の子犬の性成熟は早く、生後6ヶ月程度から始まります。
大型犬の子犬の時期はいつまで?
大型犬はだいたい25kg以上の犬のことをいいます。 犬種でいうと、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバーなどです。 体重25kgを超える大型犬は子犬の時期は個体差がありますが、成長がゆっくりです。 一般的には生後1年半〜2年で成犬となります。 セントバーナードやマスティフなど、体重が100kg近くになる犬種は、2年ほど成長を続けるケースが多いでしょう。 性成熟も遅く、メス犬で生後8ヶ月頃にやっと初回発情出血が始まるという犬もいます。
子犬の時期は悩みも多くなる
子犬の時期は約1年ほどで終了してしまいます。 成長が早くて何をするべきか分からなくなってしまう人も多いです。 しつけを覚えさせやすい時期なので、トレーニングをしましょう。 関連記事に、子犬の時期から始めるべきこと、どんなことが変わるのかが書いてある記事を載せておきますね。 ぜひ参考にしてみてください。
子犬のうちにしておきたいトレーニング
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