盲導犬としても知られ、日本でも大人気のラブラドールレトリーバーですが、どんな特徴があるのでしょうか。 イギリス原産の大型犬であるラブラドールは、泳ぎが得意で知性がとても高く、穏やかな性格です。 飼う時には肥満対策、股関節形成不全などの病気に注意してください。 朝晩長めに散歩をし、ボール遊びなどを取り入れることで、ラブラドールの高い知性と好奇心を満たしてあげてください。
1.ラブラドールレトリーバーの特徴
ラブラドールレトリーバーはイギリスが原産で日本でも人気が高い大型犬です。 体高は56~62cm、体重は30kg~36kgにもなり、毛は短毛です。 垂れ耳で骨太、筋肉質の体型をしています。 また、水猟犬であるため、泳ぐことが得意な犬もいます。 盲導犬としてもよく知られる犬種ですので、知性がとても高く、性格は穏やかで攻撃性が少ないです。 人に対してとても従順であり、場所や状況に応じて適切な行動を取ることができます。 愛情深く、家族や他の犬、動物とも仲良くできるので、一緒に暮らすにはぴったりです。 優しい性格から、番犬にはあまり向きません。
2.ラブラドールレトリーバーの飼い方
1) 肥満対策をする ラブラドールレトリーバーは体が大きく、本能的に食べることが大好きです。 たくさん食べ過ぎて肥満になりやすいので、飼い主がカロリー計算をすることが大切です。 子犬の時から、「待て」「おすわり」などの指示をきちんと守るようにしつけ、食事量をしっかり管理できるようにしましょう。 2) ラブラドールレトリーバーがかかりやすい病気 股関節形成不全という遺伝的な病気にかかりやすいです。 大型犬によく見られる病気ですが、股関節を形成する骨が十分に発達しません。 歩行が困難になる、後ろ足を折りたためないなどの症状が見られたら、早めに獣医さんの診察を受けましょう。 3) 朝晩に長めの散歩を ラブラドールレトリーバーは体力がある犬種です。 毎日朝晩1時間ほど散歩をしてあげると、しっかり体を使えて満足します。 また、頭のいいラブラドールにはボール遊びやアジリティなどのドッグスポーツに挑戦させてあげると活躍します。 ラブラドールレトリーバーの知性と好奇心を満たしてあげてください。