子犬を初めて飼う方は、その小さな体から想像できないほど元気に走り回る姿に、驚かされることも多いのではないでしょうか? 元気いっぱい遊ぶ姿にはとても癒されますよね。 ですが、いくら元気いっぱいでかわいいからといって、遊びすぎてしまうのはよくありません。 体力の少ない子犬は、疲労がたまれば簡単に体調を崩してしまうこともあります。 そうならないためにも、この記事では子犬と遊ぶ時間の目安や、一緒に遊ぶ際に気を付ける点についてご説明します。
1. 子犬と遊ぶ時間について
~ポイント~ ・1回5~10分くらいを何度かに分けて遊ぶ! ・一日合計で30~40分くらいの時間にする。 飼い主と子犬が一緒に遊べば、飼い主は子犬とのコミュニケーションがとれ、子犬は人との接し方など社会性が身についていきます。 これは子犬が成長し、暮らしていくうえでとても重要なことです。 しかし、いくら大切な事とはいえ、長い時間遊びすぎるのはよくありません。 子犬は体力が有り余っているように見えますが、「自分の体力を知らない」だけなのです。 つまり、飼い主が遊ぼうとすると、子犬は体力の限界を超えても遊び続けてしまいます。 子犬の体力が消耗してしまうと、ご飯を食べずに寝てしまったり、疲れすぎて体調を崩してしまうなど健康面でも良くありません。 そのため、子犬と遊ぶときには、5分~10分程度を何回かに分けて遊ぶと、子犬の負担になりにくいでしょう。
2. 子犬と遊ぶ際に気を付けること
~ポイント~ 遊ぶときは飼い主が主導権を持って遊ぶ! 子犬と遊ぶ際に気を付けることとしては、飼い主が主導権を握って遊ぶということです。 子犬がやりたいようにさせ過ぎると、子犬は「自分のペースで遊ぶことができる」と認識して、そのまま成犬になると飼い主との立場が逆転してしまう可能性があります。 飼い主と犬の立場が逆転してしまうと、しつけがスムーズに行えなくなってしまうことも考えられるため、注意が必要です。 ですので、子犬がまだまだ遊びたがっていたとしても、飼い主の方から遊びを切り上げるなど調整をしてあげてください。 そうすれば、子犬が疲れすぎることも防げますし、主導権は飼い主にあると子犬自身が認識してくれるはずです。