「愛犬の口臭がひどい…なんとかしたい。」 「犬の口臭を手軽に消す方法はないの?」 このように、わんちゃんの口臭についてお悩みの飼い主さんへ。 その口臭は、深刻な病気が隠れているサインかもしれません。
犬の口臭を放置すると危険
“犬の口臭は、気が付かないうちに進行する歯周病や腎臓、肝臓などの内臓疾患がおもな原因としてあげられます。 (省略)強烈な口臭は、命の危険をともなう重篤な病気の可能性が高いので、できるだけ早く動物病院での検査を受けましょう。”
引用:北千束動物病院
動物病院の獣医師も、ひどい口臭が見られた際は強く受診を勧めています。
つまり「わんちゃんのひどい口臭を消す方法」は基本、動物病院での治療しかありません。
当記事では、わんちゃんの口臭がひどくなる原因と考えられる病気をわかりやすく解説。
また、日頃から自宅でしたい口臭ケアの方法と、おすすめの口臭予防グッズにも触れています。
「愛犬の口臭をなんとかしたい!」という方はぜひ最後までご覧ください。
犬の口が臭くなる原因
わんちゃんの口臭の原因は「どのようなニオイか」で推測ができます。
まずは、ニオイ別にわんちゃんの口臭がひどくなる原因を見てみましょう。
わんちゃんの口臭がひどくなる原因は、主に以下の5つです。
①ドブ臭い・魚臭い(腐敗臭)→【歯周病など口腔内の病気】
②おしっこのニオイ(アンモニア臭)→【腎臓や肝臓など内臓系の病気】
③ウンチのニオイ(便臭)→【食糞または重度の胃腸障害】
④生臭い+老犬→【唾液不足・口内の乾燥】
⑤その他のニオイ+直前に何か食べた→【ニオイの強い食べ物によるもの】
①ドブ臭い・魚臭い(腐敗臭)|歯周病など口腔内の病気
犬の口臭の原因のなかで、特に多いのが「歯周病」です。
歯周病とは、細菌の集まりである歯垢が、歯とその周辺に付着し続けることで、歯肉(歯茎)をはじめとした歯の周りに炎症を引き起こす病気です。
歯周病の代表的な症状のひとつに「口臭」があります。
その口臭は、ドブ臭いや魚臭いといった「生臭さ」や腐った卵や生ごみのような「腐敗臭」に似ているといわれる特徴的なニオイです。
歯周病は、想像しているよりもはるかに恐ろしい病気です。
進行すると以下のような状態を引き起こす可能性があります。
・歯の痛みで食欲が低下する
・歯の根元に膿が溜まり、頬が腫れる(最後には穴が空く)
・顎の骨が溶ける(もろくなり少しの衝撃で重度の骨折を引き起こす)
・上の歯の根元に空いた穴が鼻と貫通(慢性鼻炎を引き起こす)
これだけではありません。
昨今の研究では、歯周病の細菌が血液を経由して体内に入り込み、肺炎や心臓病、腎臓病といった内臓系の病気を引き起こすことも指摘されています。
歯周病には、他にも以下のような症状が見られるため、当てはまるわんちゃんは早めに治療を開始されることをおすすめします。
・歯茎が赤黒い
・歯茎が腫れている
・歯茎からの出血がひどい
・歯がぐらつく
・歯が抜ける
・よだれが増える
・くしゃみを連発する
・鼻水や鼻血が出る
・口元を触られるのを嫌がる
・食欲がない(食事がしづらそう)
・顔が腫れている(目の下・頬)
【関連記事】 犬の歯周病とは? 症状やなりやすい犬種について解説
②おしっこのニオイ(アンモニア臭)|腎臓や肝臓など内臓系の病気
おしっこのニオイに似た口臭は、腎臓や肝臓に問題がある可能性が高いです。
不要な老廃物を尿として排出したり、処理したりする役割を持つ「腎臓」や「肝臓」。
それらが、うまく機能しないとアンモニアを含む老廃物が体内に残ってしまいます。
つまり、口臭からおしっこのニオイがするのは、体内に留まっているアンモニアが原因というわけです。
こちらも同様に、動物病院での治療をする以外に口臭を消す方法はありません。
また、腎臓や肝臓が原因で口臭が出ているのであれば、すでに何らかの病気が進行し、かなりその機能が落ちている状態と考えられます。
おしっこのニオイのする口臭に気が付いたら、早めの診療を心がけましょう。
③ウンチのニオイ(便臭)|重度の胃腸障害・炎症・食糞
口臭がウンチのニオイで考えられるのが、まず「胃腸の問題」です。
誤飲や腫瘍などで腸が閉塞・ねじれるとその場所にウンチが留まります。
その結果、ウンチのニオイが口臭となって出てくることがあります。
胃腸の閉塞やねじれは、命に関わる症状です。
ほかにも以下のような症状が見られたら、すぐに動物病院へ行きましょう。
場合によっては、緊急手術の可能性もあります。
・便秘が続く
・腹痛で苦しむ様子がある
・元気がない
・食欲不振
・下痢やウンチに似たものを嘔吐する
また、酸っぱいニオイの場合も注意が必要です。
酸っぱいニオイは胃酸のニオイである可能性が高く、胃腸に炎症があると考えられます。
この場合も食欲不振や嘔吐などの症状が見られるため、気が付いたらすぐに動物病院で診察を受けましょう。
もうひとつ、別の原因として考えられるのが「食糞」です。
つまり、ウンチを食べたために口臭がウンチのニオイになった可能性があります。
食糞が原因の場合は、歯磨きや時間が経ったら口臭はおさまるでしょう。
食糞について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
【関連記事】 犬がうんちを食べる6つの原因と食糞をやめさせる7つの方法
④生臭い+老犬|唾液不足・口内の乾燥
水分補給の回数や唾液量が減少する老犬やシニア犬は、口内が乾燥しがちです。
その結果、唾液の粘度が増して、口臭がきつくなることがあります。
以下のことで口臭が改善されることがあるため、ぜひお試しください。
・ドッグフードをふやかす
・水分量の多いウェットフードにする
・ヤギミルクやスープ等の嗜好性の高い水分を別に与える
・いつでも水が飲めるよう水の配置箇所を増やす
老犬でなくても、夏場の暑い時期はハアハアと呼吸する回数が増えます。
これもまた、口内を乾燥させる要因となるため、水分補給をさせて涼しい環境で過ごさせるなど適宜対策を行ってあげましょう。
【関連記事】 冷蔵庫に残っているお肉で簡単調理!愛犬が喜ぶ「栄養満点のお肉スープ」
⑤その他のニオイ+直前に何か食べた|ニオイの強い食べ物
わんちゃんの口臭は、ニオイの強い食べ物を食べた後にも出ます。
ニオイの強い食べ物の例としては、わんちゃんの嗜好性が高いドッグフードによく入っているレバー(肝臓)や腎臓、心臓といった内臓系。
また、グリーントライプも独特な強いニオイがします。
グリーントライプとは、草食動物のうち「反すう動物」と呼ばれる牛や鹿、羊の胃袋です。
胃袋には、草食動物が食べた発酵途中の草などが含まれており、強烈なニオイがします。
原因がニオイの強い食べ物であれば、食後に歯磨きや水分補給をさせることで口臭が改善されるはずです。
もうひとつ、食べているドッグフードやウェットフードが劣化している可能性もあります。
特にドッグフードは、大容量のものを買って与えている方も多いのではないでしょうか。
ドッグフードには「油脂」が含まれています。
保管方法によっては、その油脂が空気に触れて酸化し、口臭の原因となることがあります。
ドッグフードは劣化を防ぐため、以下のことに気を付けるとよいでしょう。
・小分けのパッケージングのものを選ぶ
・空気に触れないよう密封した容器に入れて保管する
・冷蔵庫に入れる(光の当たる場所や高温は劣化の原因となる)
あらためてドッグフードの保管方法をぜひ見直してみてください。
このとおり、わんちゃんのひどい口臭の原因は、重篤な病気である可能性が高いです。
そのため、口臭を根本的に解決するには、動物病院で治療するほかありません。
早めに治療が開始できるよう、口臭に関して気になることは、まずかかりつけの動物病院でご相談されることをおすすめします。
自宅でできる犬の口臭ケアと予防グッズ
ここでは、わんちゃんの口臭予防として自宅でできる口臭ケアの方法を解説します。 おすすめの口臭予防グッズも紹介しているため、ぜひご覧ください。 ・歯磨きブラシ ・歯磨きペースト・歯磨きジェル ・歯磨きシート ・歯磨きガム(デンタルガム) ・水に混ぜるマウスクリーナー(口腔ケアウォーター、マウススプレー) ・サプリメント(ふりかけなどの粉タイプ) ・口臭ケア効果のあるドッグフード
歯磨きブラシ
▼この口臭ケアがおすすめのわんちゃん
・口周りや歯に触わらせてくれる
・歯ブラシに警戒心がない(歯ブラシトレーニングが済んでいる)
口腔ケアの基本でもある「歯ブラシ」は口臭対策にも有効です。
口臭の原因である歯垢や食べカス、食糞のニオイは歯磨きによって大方は取り除けます。
口臭の原因物質を根本的に取り除けるのは、歯ブラシしかありません。
そのため継続的に行うのは大変ですが、口臭ケアのなかでは最も効果が期待できる方法といえるでしょう。
「歯磨きブラシ」の注意点と選ぶ際のポイント
ただし、歯ブラシに慣れていないわんちゃんは嫌がる恐れがあります。
そこでまずは、歯ブラシに慣れてもらうことから始めましょう。
歯磨きトレーニングの方法は、以下のページをご覧ください。
【関連記事】 犬の歯磨きの前に絶対必要な練習~ドッグトレーナーの動画解説付き~
歯ブラシを選ぶ際は、わんちゃんの歯と口に合ったサイズのものを。
そして、強度があり、耐久性の高いものを選びましょう。
筆者も愛犬の歯ブラシを何回か購入したことがありますが、歯ブラシのなかには愛犬が噛んだ際にすぐ折れてダメになったものもいくつかありました。
すぐ折れる歯ブラシは、誤飲につながる恐れもあり危険です。
歯ブラシを選ぶ際は、ぜひ強度や耐久性に注目してみましょう。
なお、歯磨きは毎日行うのが理想です。
わんちゃんの歯垢は「2日ほど」で頑固な歯石に変わります。
歯石になってしまうと、歯ブラシで取るのは容易ではありません。
歯石を取る方法は、基本的に動物病院での「歯石除去(歯石取り)」しかないため、人間と同じく食後に行うのが習慣となるよう継続的に歯磨きは行いましょう。
▼おすすめの口臭予防アイテム~歯磨きブラシ~
歯ブラシ付きで「1本8役※」のトータルケアジェル『MISHONE Total Care Wan』
・歯ブラシと万能ジェルがひとつになったお得セット
・安心安全な原材料(着色料・香料・アルコール不使用)
・国内製造のヒューマングレード品質
・特許技術により抽出した「キトサン」高配合
・皮膚の炎症を抑える効果が期待できる「キチンナノファイバー」配合
※以下の場所に乾燥ケア(保湿)や炎症緩和、抗菌としてお使いいただけます。
・歯(歯磨き)
・皮膚
・耳
・目元(涙やけ)
・鼻
・口周り(ヨダレやけ)
・肉球ケア
・おしり周り
⇒『MISHONE Total Care Wan』の詳細を見る
歯磨きペースト・歯磨きジェル
▼この口臭ケアがおすすめのわんちゃん
・歯ブラシが苦手
・口周りや歯を触わられるのも苦手
そのまま舐めさせるだけでも効果が期待できる「歯磨きペースト」や「歯磨きジェル」。
歯ブラシや歯磨きシートと併用することで、歯垢の付着と口臭の予防が行えます。
歯ブラシが苦手な子が、歯磨きトレーニングの最初のステップとして使うのもおすすめ。
まずは、歯磨きペーストを舐めさせることから始めてみてください。
「歯磨きペースト・歯磨きジェル」の注意点と選ぶ際のポイント
なお、わんちゃんは歯磨きはできても「うがい」はできません。
そのため、歯磨きペーストやジェルを選ぶ際は、安全性の高い原材料を使っているか、信頼のできる商品かをよく確認しましょう。
もちろん、人間用の歯磨き粉をわんちゃんに使ってはいけません。
キシリトールなど有害な成分が入っているからです。
▼おすすめの口臭予防アイテム~歯磨きペースト・歯磨きジェル~
指にはめて使うシリコンブラシ付きの『Vet's Best Dental Gel Toothpaste』
・アメリカの獣医師が考案した歯磨きジェル
・アロエ、ニームオイル、グレープフルーツシードエキスなど天然成分で安心
・シリコンブラシは歯茎ケアにもおすすめ
⇒『Vet's Best Dental Gel Toothpaste』の詳細を見る
泡でケアする新発想のデンタルケア『Vet's Best Dental FOAM』
・直接ポンプから泡を舐めさせ口臭ケア
・ペパーミント・ゼラニウム・クローブオイルの天然成分で息さわやか
・もっちり泡がピッタリ覆って歯茎や口腔内を保護
⇒『Vet's Best Dental FOAM』の詳細を見る
歯磨きシート
▼この口臭ケアがおすすめのわんちゃん
・歯ブラシが苦手
・口周りや歯は触わっても大丈夫
・飼い主さんを噛まない
シートを指に巻きつけて歯磨きをする「歯磨きシート」。
歯ブラシが苦手な子も、飼い主さんの指であれば口臭ケアを受けてくれることが多いです。
また、指にシートを巻くので、あらゆる角度や隙間を柔軟に磨くことができます。
「歯磨きシート」の注意点と選ぶ際のポイント
ただし「歯と歯の間」や「歯と歯茎の間(歯肉溝)」といった細かい隙間から歯垢をかき出す力は歯ブラシと比べて弱いです。
歯ブラシに慣れるまでのアイテムとして使うのがよいでしょう。
歯磨きシートもまた、どのような素材か成分が使われているかに注目します。
ものによってはアルコールが入っており、それを苦手と感じるわんちゃんもいるためです。
▼おすすめの口臭予防アイテム~歯磨きシート~
50枚の大容量!植物由来で作られた『Vet's Best CLEAN TEETH FINGER PAD』
・植物由来のプロピレングリコールで作られたシート
・歯磨きシートが取り出しやすい専用ボックス
・ペパーミントオイル含有でさわやかな磨き心地
⇒『Vet's Best CLEAN TEETH FINGER PAD』の詳細を見る
歯磨きガム(デンタルガム)
▼この口臭ケアがおすすめのわんちゃん
・歯ブラシが苦手
・口周りや歯を触わられるのも苦手
・カロリー制限が必要ない(歯磨きガム等のおやつが食べられる)
手軽さでは一番ともいえるのが、口腔ケアの定番「歯磨きガム」です。
与えるだけでわんちゃんがガムを噛んでくれ、歯垢の除去と口臭予防が期待できます。
歯ブラシが苦手なわんちゃんも、歯磨きガムであれば喜んで口腔ケアをしてくれるというケースも多いでしょう。
特に歯ブラシや歯磨きシートでは磨きづらい「奥歯」にもアプローチできるのが特徴です。
さらには昨今は、腸内環境を整える栄養成分が含まれているなど、口腔ケアにとどまらない一石二鳥の歯磨きガムも登場しています。
「歯磨きガム(デンタルガム)」の注意点と選ぶ際のポイント
ただし、歯磨きガムを与えるだけでは、すべての歯垢を取り除くことはできません。
飼い主さんが歯磨きガムの持ち方を工夫して、すべての歯にガムがあたるようサポートする必要があります。
また、歯磨きガムはおやつと同様に、カロリーがある点に注意しましょう。
肥満体型の子などカロリーが気になる子は、歯磨きガムでなく、歯磨きのできる「おもちゃ」がおすすめです。
歯磨きガムは、ほどよい柔らかさのものを選んでください。
目安は、歯が少し沈むくらいの柔らかさです。
わんちゃんにとってあまりにも硬すぎる歯磨きガムは、歯が折れる、歯が削れて摩耗するといった問題が起こる可能性があります。
▼おすすめの口臭予防アイテム~歯磨きガム(デンタルガム)~
ヨーロッパ発!チーズ好きが夢中になる低脂肪・低カロリーな歯磨きガム『PLUTOS』
・良質なタンパク質がたっぷりの歯磨きガム
・歯石の沈着を抑えるカゼイン含有
・おなかにやさしい!消化率「優良」とペットフード試験機関で認定
・3種類の天然フレーバー&子犬やシニア犬におすすめのソフトタイプ
⇒『PLUTOS』の詳細を見る
天然由来の栄養素含有の健康志向の歯磨きガム『Fruitables Bioactive fresh mouth』
・ほどよい柔らかさと噛みごたえが好評
・カフェインレスの緑茶とパセリが口臭にアプローチ
・天然食物繊維たっぷりでおなかにやさしい設計(グルテン・グレインフリー)
⇒『Fruitables Bioactive fresh mouth』の詳細を見る
国産・無添加・大自然の恵みで口腔ケアする『北海道根室産 天然エゾ鹿の角』
・歯と歯茎を刺激してデンタルケア
・S/M/Lサイズから選べる
・噛みごたえ抜群!ストレス解消にも◎
⇒『北海道根室産 天然エゾ鹿の角』の詳細を見る
水に混ぜるマウスクリーナー
▼この口臭ケアがおすすめのわんちゃん
・歯ブラシが苦手
・口周りや歯を触わられるのも苦手
・よく水を飲む
・香りに敏感でない(無臭でも警戒して飲まない子がいる)
いつもの飲み水に、専用の液体を入れるだけで口臭予防ができる「マウスクリーナー」。
歯周病菌にアプローチしてくれ、歯磨きガムと同じくらい手軽に口臭ケアが行えます。
まだまだ口周りを触らせてくれず、歯磨きガムも食べない子におすすめのケア方法です。
「水に混ぜるマウスクリーナー」の注意点と選ぶ際のポイント
香り付きや無臭があり、わんちゃんによって好みが分かれます。
わんちゃんに合ったマウスクリーナーを選んであげましょう。
▼おすすめの口臭予防アイテム~水に混ぜるマウスクリーナー~
天然由来100%!希少な国産ヒノキのクリーナー『Bow&Mew ひのき歯磨きジェル』
・水に混ぜてマウスクリーナーとしても、歯磨きジェルとしても使える
・天然の木曽檜(ヒノキ)が持つ浄化作用で「歯周病の原因菌を99.9%除去」
・研磨剤・発泡剤・合成香料・合成着色料・防腐剤は一切不使用
⇒Bow&Mew ひのき歯磨きジェル』の詳細を見る
サプリメント(ふりかけなどの粉タイプ)
▼この口臭ケアがおすすめのわんちゃん
・歯ブラシが苦手
・口周りや歯を触わられるのも苦手
・食欲がある
・いつもごはんを完食している
主に歯周病菌にアプローチするものが多い、口臭予防向けの「サプリメント」。
ドッグフードなどのごはんにかけるだけなので、こちらも手軽に口臭予防をしたい方に最適なケア方法です。
「サプリメント(ふりかけなどの粉タイプ)」の注意点と選ぶ際のポイント
サプリメントも、味や香りなどそれぞれ異なります。
わんちゃんの好みのものを選んであげましょう。
口臭ケア効果のあるドッグフード
▼この口臭ケアがおすすめのわんちゃん
・歯ブラシが苦手
・口周りや歯を触わられるのも苦手
・食欲がある
・ドッグフードをよく噛んで食べられる
噛むことで歯垢や歯石を落とす、粒が大きめな形状の「ドッグフード」です。
こちらもまた手軽な口臭ケア法ですが、やや価格が高いのがネック。
動物病院でのみ取り扱う療法食が多いため、まずは動物病院で相談してみましょう。
「口臭ケア効果のあるドッグフード」の注意点と選ぶ際のポイント
口臭ケア効果のあるドッグフードの多くは「噛む」ことで歯垢を落とす効果が得られます。
そのため、ドッグフードを噛めない子には効果が低いです。
また、あまり噛まない早食いの子も、そのままでは効果が得られません。
早食い防止の食器を使うなどフードを噛むような対策も、併せて用意する必要があります。
そして、適度な粒の大きさを選ぶことも大切です。
あまり小さすぎても噛まずに食べてしまい、大きすぎても食べづらく誤嚥につながる可能性があるため、わんちゃんに適した粒のドッグフード選びを心がけてください。
【関連記事】 犬の早食いの原因と早食いを防止する便利グッズ3選
まとめ
わんちゃんのひどい口臭は、隠れた病気のサインであることが多いです。 そのため、ひどい口臭を消す方法は「動物病院へ行くことが第一」といえるでしょう。 そして、わんちゃんの口臭ケアには以下の方法があります。 ・歯磨きブラシ ・歯磨きペースト・歯磨きジェル ・歯磨きシート ・歯磨きガム(デンタルガム) ・水に混ぜるマウスクリーナー ・サプリメント(ふりかけなどの粉タイプ) ・口臭ケア効果のあるドッグフード わんちゃんに合った口臭ケアを選んで、毎日継続するようにしましょう。 わんちゃん専門の通販サイト「ぷにわんモール」では、口臭ケアをはじめ、国内外のさまざまなデンタルケアグッズを取り扱っています。 興味のある方は、以下よりぜひ覗いてみてください。