新型コロナウイルス感染拡大の影響で“おうち時間”が増えている方もいらっしゃるかと思います。 コロナで先行きが見えない不安などから、自宅での癒しを求めてワンちゃんを飼い始める方が増えているようです。 たしかに、自宅で可愛いワンちゃんに癒される時間は至福のひと時になります。 ですが、10~20年もの長い時間、命を預かるにはそれなりの覚悟が必要です。 軽い気持ちで飼い始める前に、今回ご説明する心構えを読んでいただき、よく考えたうえで家族に迎え入れるかどうか検討してみてください。
犬を迎える時の心構え①:病気になってもしっかりと面倒をみる
犬たちにも人間同様、ケガをしたり体調が悪い時には下痢や嘔吐のほか、様々な病気にかかることがあります。 我々人間はケガや病気をすればお医者さんに掛かります。 犬たちも同様にケガや病気をすれば動物病院に行かなければなりません。 飼い主さん自身の予定をキャンセルしてでも飼い犬の健康維持を優先しなければならないこともあります。彼等の健康は一緒に住んでいる飼い主さんにかかっています。 “もしもの時”のことを事前によく考えておく必要があります。 ペット保険なども考えておくと良いでしょう。
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犬を迎える時の心構え②:歳をとっても最後まで面倒を見る
生き物であれば人でも犬でも、時間が過ぎれば老化していくのは当たり前です。 若い頃は健康だった子でも歳をとるにつれ、日常の様々なシーンで老化の影響が出てきます。 寝たきりや病気がちになったり、粗相も増えるかもしれません。 そうなった後も愛犬のお世話をしてあげられる環境なのかどうか、今一度検討しましょう。 若くて可愛い時代だけでなく、年老いた愛犬のことも変わらずに愛してあげることは飼い主の責任です。
犬を迎える時の心構え③:犬のことを考えた生活になる
犬を飼う以上は、その子の命に責任を持たなければいけません。 途中で投げ出すことは許されないのです。飼っていなかったときのように、自由に外食に出かけたり、旅行に行ったりするのは難しくなるかもしれません。 犬同伴OKな場所を探したり、ペットホテルやペットシッターを利用することもあるでしょう。 飼い主さんのケアなしでは、犬は一人では生きられません。 犬をひとりぼっちにすることが無いように、家族に迎える前に今一度、暮らす環境やライフスタイルについて考えてみてください。
犬を迎える時はしっかり覚悟を決めよう
犬好きたちにとって、おうち時間が愛犬に癒されるひと時となるのは非常に素晴らしいことです。 しかし、決して短くはない犬の一生を共に過ごしていくにはそれなりの責任が伴います。 最期まで愛してあげる覚悟と責任を持ち、心構えをしっかりしてから犬を家族に迎えてあげるようにしましょう。