• 獣医師さんとの関係
  • 2020/08/02

愛犬ががんに…もしもの時の手術費用は?

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万が一にでも愛犬ががんになってしまい、手術をする場合の治療費はどのくらいかかるか?気になりますよん。 がん治療で外科的な手術を要する時は、症状が進行していて、急を要する場合がほとんどです。 そんな時に焦らないために、腫瘍の摘出手術の大体の費用を知っておきましょう。

愛犬ががんに…手術費用はいくらかかる?

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ここから、犬のがんの手術費用やそれ以外にかかる費用について説明していきます。

1) 犬のがんの手術費用は、数万円から最大50万円ほど

犬の手術費用は、町のクリニックや大学附属の動物病院など、処置を受ける病院によって大きな違いがあります。 また、腫瘍の数や摘出する箇所、症状の程度によっても費用が変わります。 皮膚上などの摘出しやすい箇所にある小さな腫瘍を一つだけ切除する手術であれば、2~5万円程度、発症頻度の高い乳腺腫瘍や前立腺腫瘍などであれば、5~10万円程度が相場と言えるでしょう。 胃がんや肝細胞がんなどの消化器系、肺がんなどの呼吸器系の腫瘍摘出手術の場合は、大がかりな手術になるため30~40万円程度、がんの進行具合によっては50万円ほどかかる場合もあります。

2) 手術費用以外にも多くの出費が

がん治療の場合、単純に手術だけで済むことは少ないです。 当然ですが、手術の前後にはたくさんの検査があります。 また、長期の入院を要することもあります。場合によっては抗がん剤治療も行われます。 検査は簡単な血液検査やレントゲンであれば数千円から、CTやMRI検査では数万円がかかります。 入院費用は1泊2,000~5,000円ほどです。 抗がん剤治療は1回2~3万円、それが治療の回数分必要になります。術後の合併症のことも考えると、費用はとても嵩みます。

3) 安心のための備えと、心構えが大切

ペット保険には、手術のみが対象となるものや、手術から入院・通院費まですべてカバーするものなどもあります。 もしもの時のために、加入を検討してみてはいかがでしょうか? また、手術を受ける前に、主治医と費用についてきちんと話し合い、治療方針を事前に確認しておくことがとても大切です。

犬のがんの費用を事前に知っておこう

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以上が、犬のがんの手術費用について事前に知っておくべき知識になります。 飼い主は家族の一員である愛犬のために最善の選択ができるよう、ペット保険の加入や治療費の備えをしておいた方が良いですね。 もしもの時に備えましょう。

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double-y

子育てのかたわらフリーライターを続けて5年。 ライフスタイル、ファッション、フード、ペット関連の記事が得意です。 雑誌編集経験10年以上。取材・校正などにも対応します。 思いやりと温かみの感じられる記事を心がけています。

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