愛犬におやつを与えたときに、おやつを口にくわえたまま鳴かれたことはありませんか? 実はあなただけでなく、同じような経験で犬の心理状態を心配する飼い主さんは意外と多くいるようです。 犬が鳴くのにはいろいろな理由がありますが、言葉で意思表示をすることができないため、鳴き方を変えて気持ちを表現しているのです。 今回は、犬の鳴き方が表す意味や行動の理由を説明していきます。
1. 犬の鳴く声でわかる心理状態とは?
鳴き声を変えることによって、さまざまな感情表現をしている犬。 鳴き方によって、こんな気持ちであるようです。 小さい声でくんくんと鳴く → 甘えたいまたは不安だ 高音できゅんきゅんと鳴く → おねだりしたい 元気にわんわんと鳴く → 嬉しいまたは興奮している 低音でうーと鳴く → 威嚇または警戒している このように鳴き声によって、飼い主さんに気持ちを伝えているのではないでしょうか?
2. 犬がおやつをくわえたままでいるのは?
犬は生まれながらに持っている習性で、くわえて「自分のもの」と表現しているのです。 つまり、「おやつを加えたままでいる」のはそのおやつを手放したくない気持ちの表れなのです。 また、犬には野生の本能から、集めた獲物をそばに置いておくという習性を持つ生き物なので、お気に入りの物を集めて土の中に埋めて隠すことがあります。 そのため、どこに隠そうかと隠し場所を探すために、くわえたままウロウロすることがあるようです。
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3. おやつをくわえたまま鳴くのは?
さて、おやつを与えた時の犬の鳴き方はどのようなものでしょう? きっと、クンクン鳴きながら、おやつをくわえているのではないかと思います。 犬によっては、大好きな特別のおやつの時だけ、このような鳴き方をする犬がいるようです。 その鳴き声からは、嬉しい気持ちや、おやつの隠し場所を探して考えている気持ちを読み取ることができます。 決して心配するような感情ではないので、安心してくださいね。