犬は言葉を使う代わりに様々な鳴き方や吠え方で感情表現をしますので、よく鳴きますし、よく吠えます。 未熟な子犬ならなおさらです。 ですが、あまりに大きな声で吠えてしまうとご近所さんに迷惑が掛かってしまうなど犬を飼う上での悩みの上位にあがっています。 子犬が吠えるのを止めるためには、子犬がなぜ吠えているのかに注目する必要があります。 今回は子犬が吠える3つの原因を挙げ、解説いたします。 皆さんも、ご自宅のワンちゃんがどうして鳴くのかこの記事を読みながら考えてみましょう。
1. 子犬が吠える原因:ごはんや散歩など、何か要求があって吠える
ごはんが食べたい、散歩に今行きたいなど、飼い主に対して何か要求があるときには短く「わん!わん!」と単発の鳴き声を繰り返します。 本当は要求をするときに大きな声で吠える必要がないのですが、こういう鳴き方をする犬は「鳴けば要求が叶う」というイメージができあがっていることが多いです。 これは問題です。 「鳴いても要求は通らない」ことを犬に認識してもらうため、鳴かれても無視して共有を通さないことが一番です。 そして鳴くのをやめたときに、しっかりとたくさん褒めてあげましょう。
2. 子犬が吠える原因:宅配便や知らない人が家に来た時に吠える
縄張り意識の強い犬は、自分のテリトリーに知らない人が入ってくると自分自身や飼い主を守るために吠えて追い払おうとします。 こうした警戒による「無駄吠え」には、おやつやフードなどで犬の注意をそらすことが大切です。 鳴くのをやめたらしっかり褒めて、「鳴くのをやめる=褒められる」のイメージを犬の中に植え付けましょう。
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3. 子犬が吠える原因:夜鳴き・遠吠え
眠る前にストレスが解消されなかったり、飼い主さんがかまってもらえない等の理由で「夜鳴き」することがあります。 昼間にたくさん遊んだり散歩などの運動をする等で「夜鳴き」せず、ぐっすり眠るようになります。 また、犬の本能的な行動で、群れで暮らす際のコミュニケーションの1つの手段として「遠吠え」が夜起こることがあります。 これは、何か感情表現をするときや、外の音に反応しておこるようです。 これも「夜鳴き」と同様で、ストレスが溜まっていたり寂しいときにおこることが多いようです。 「遠吠え」も「夜鳴き」と同じように対処しましょう。