我が子のようにかわいがっている愛犬、やっぱり食事の間におやつを与えた方がいいのでしょうか?
1.犬におやつはいらない!食事をきちんと与えていれば大丈夫
人間の子供の場合、食事で取りきれなかった栄養(カルシウムなど)を補給するためにおやつを食べることがありますが、犬にはその必要性はあまりありません。 1日に必要な食事をきっちり与えていれば、栄養補助としてのおやつは犬に必要ないのです。 たとえドッグフードしか与えていなくても、そのドッグフードに総合栄養食品の表示があれば栄養の心配はいりません。
2.おやつはしつけのご褒美に少量を
栄養補助としてのおやつは必要ありませんが、犬のしつけにはおやつが有効です。 飼い主の期待に応えたときに少量のおやつを与えて犬を喜ばせることで犬が学習して芸をしたり、言うことを聞くようになります。 また、美味しいおやつを与えられることで、「嬉しい気持ちにさせてくれる人」と犬が認識し、犬との絆を深めることにも役に立ちます。
3.おやつの与えすぎには要注意
もし愛犬のためにおやつをあげたいということであれば、与える量には十分に注意しましょう。 おやつはドッグフードと違って犬が美味しいと感じるように開発されていますので、あまりおやつを与えすぎてしまうと、ドッグフードを食べなくなってしまったり、おやつの食べ過ぎで肥満になってしまうリスクもあります。 犬を「大切な家族」と考えるなら、喜んでいる姿を見たいからとむやみやたらにおやつを与えるのではなく、適度な量を与えるようにしてあげましょう。
4.まとめ
犬におやつは必要不可欠なものではありませんし、おやつを与えなくても犬の栄養には問題ありません。 ですが、おやつをあげることは犬のしつけをしたり、犬との絆を深めるのにとても有効です。 与えるものや量に注意しながらおやつを上手に活用しましょう。