ビーグル犬はイギリスが原産で茶・白・黒のトライカラーが特徴の中型犬です。 狩猟犬であり、仲間で行動することに慣れており、嗅覚が大変優れています。 大きな垂れ耳が特徴なので、外耳炎に要注意ですよ。 耳を頻繁に掻いていたり耳を触られるのを嫌がった場合は外耳炎が疑われますので、すぐに病院に連れて行ってあげましょう。
1.ビーグルの基本情報
ビーグルは、世界中で愛される「スヌーピー」のモデルでもある犬種で、垂れ耳と茶・白・黒の毛色が特徴です。 ベージュと白の毛色であるレモンビーグルもいます。 原産国はイギリスで、標準体高は33~38cm、標準体重は7kg~12kgで、中型犬に分類されます。 骨太でがっちりした筋肉質で、声は大きく太く、よく通るので番犬にぴったりです。 狩猟犬であり、ビーグルの集団で鳴き交わしながら獲物を追うというチームプレイができる犬種です。 嗅覚に優れ匂いを追跡して猟師に伝えることもできます。 頭が良い犬種で人間とコミュニケションが上手ですね。 また、猟犬の勇ましい性質を持った頼もしい犬種です。
2.ビーグルの毛
ビーグルの毛は短く、程よく油分が含まれ雨を弾きます。 換毛期はたくさん毛が抜けます。 特に密集した下毛が抜けるので毎日のブラッシングを習慣にし、余計な被毛を溜め込まないように注意しなくてはなりません。
3.かかりやすい病気
ビーグルは大きな垂れ耳を持ちますので、耳の中が蒸れたりして病気にかかることが多いです。 特に外耳炎は頻繁に発症しますので注意してあげてください。 外耳炎は耳ダニや梅雨など湿度が高くなる時期の耳道内の蒸れや汚れ等で発症しますが、逆に耳掃除をしすぎることによっても発症しますので要注意ですね。 外耳炎になった犬は、頻繁に耳のあたりを掻いていたり、耳を触られるのを嫌がったりしますので注意深く観察し、そのようなしぐさが見られたる場合はすぐに病院に連れて行ってあげてください。 外耳炎は症状が軽い場合は点耳薬で治療が可能です。 しかし、症状が進行していた場合は点耳薬と抗生剤を投与する必要がある場合があります。 また、治療が完了するまでに時間がかかってしまいますので、日頃から様子を確認して早めに対処できるようにしましょう。
4.ビーグルの性格
ビーグルは仲間で狩猟していたこともありとてもフレンドリーな性格です。他の犬種とも仲良くできますし、一緒に生活する家族に対しても深い愛情を示してくれます。 しかし、マイペースな一面もあり、自我がしっかり確立しています。
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