日本で暮らす私たちにとっては、ヤマアラシは動物園で見たことがある動物ですよね。 しかしアメリカやカナダなど、北アメリカではヤマアラシは身近に生息しています。 そんな北アメリカでよくある犬の痛々しい珍事件をご紹介します。
本能には抗えない…ヤマアラシを追いかけてしまう犬
ヤマアラシは北アメリカの農村地帯など、自然が多い地域に生息していることがあります。 そしてそのような地域の家庭は庭が広く、犬を放し飼いにしていることも。 そこにヤマアラシが現れると、犬は好奇心と本能でヤマアラシに向かって行ってしまいます。 身の危険を感じたヤマアラシは、武器となるトゲを逆立てて応戦します。 ヤマアラシの体に生えているトゲは約3万本で、相手に刺さるとヤマアラシの体からすぐに抜けます。 この戦いの結果は想像の通り…犬は顔や体にトゲが刺さり、痛々しい姿に…
ヤマアラシのトゲが刺さってしまった後の処置
口の周りや体にトゲが刺さるのはまだ軽傷な方です。
中にはヤマアラシに思い切り噛みつく犬もいて、口の中までトゲだらけというケースもあります。
こうなってしまった場合は一刻も早く動物病院に連れていき、処置してもらう必要があります。
麻酔をかけ、獣医師や獣医師助手が手作業で針を1本1本抜いていきます。
ヤマアラシのトゲはかえしのようなものが付いている構造なので、専門家に任せるのが賢明です。
北アメリカの珍犬事情
愛犬の顔がトゲだらけ…想像しただけでぞっとしますよね。
でも北アメリカではよくある事件のようです。
愛犬家としては、日本に野生のヤマアラシがいなくて良かったと思ってしまいますね。