犬を飼っている方は、トイレをするときにくるくる回る光景をよく目にしますよね。 「犬がトイレをするときくるくる回るのはなんでだろう?」 と思ったことがあるのではないでしょうか。 そこでこの記事では、犬がトイレをするときにくるくる回る理由について紹介します。 一度でも疑問に思った方は、ぜひこちら記事をお読みください。
1.犬がトイレをするときにくるくる回る2つの理由
犬がトイレをするときに、くるくる回る行動には理由があります。 その理由として以下の2つが考えられています。 ・安全を確認するため ・地磁気を探るため これから、この2つについて詳しく説明していきます。
1) 安全を確認するため
動物や私たち人間はトイレをする際、どうしても無防備になりますよね。
野生ではトイレをしている間に敵に狙われる可能性が高まります。
そこで、犬はくるくる回り周りの安全を確認するための行動をとります。
くるくる回ることで周りの様子を見たり、においをかぎそこが安全かどうかを確かめているのです。
このような行動は野生時代の名残と考えられています。
犬が寝床でホリホリするのもそのひとつで、自分の場所を確保するための行動です。
犬が安全を確認するためにくるくる回るのは、なんら不思議ではないのです。
2) 地磁気を探るため
犬がトイレをするときくるくる回るもう一つの理由が、地磁気を探るためと考えられています。
地磁気とは地球が持つ磁石としての性質で、それによってつくられる磁場のこと。
犬がくるくる回った後にトイレをする姿勢の方向が、必ず南北を向いているのです。
この行動を記録したのが、チェコとドイツの研究者たちです。
開けた土地でリードがない自由な状態で研究が行われました。
また、磁場が安定しているとき、つまり太陽が出ていないときが条件です。
その結果、必ず南北に体を向けてトイレをする事実が明らかになりました。
なぜ、南北の方向に沿って体を向けるのかは分かっていません。
しかし、鳥類は渡りの際に地磁気を感じとり、正確な場所がわかるとされています。
このことから、トイレをする際に南北を向いたり、飼い主のもとへ帰ってくるなどの行動は、犬にも地磁気を感じる力があるのではないでしょうか?
2.犬がトイレをするときにくるくる回るのには意外な理由があった!
犬がトイレをするときにくるくる回るのには、意外な理由があったのです。 犬がトイレをする際はぜひ観察してみてはいかがでしょうか。