今、わんちゃんと冬のアウトドアを楽しむ方が増えています。 ▼わんちゃんと楽しめる冬のアウトドアの例 ・わんちゃんが安全に雪遊びできる「雪上ドッグラン(スノードッグラン)」 ・わんちゃんとソリ遊びやスキーができる「ペット可のスキー場」 ・雪山をお散歩できる「スノートレッキング(スノーシューハイク)」 そこで、このようにお考えの飼い主さんは多いのではないでしょうか。 「冬になったら、愛犬にのびのびと雪遊びをさせたい。」 「雪山で愛犬と冬のアウトドアを楽しみたい。」 「雪の日のお散歩を少しでも快適にしてあげたい。」 そんな飼い主さんに知っていただきたいのが「犬用スノーウェア」の存在です。 冬のアウトドアシーンはもちろん、雪の日のお散歩にも活躍。 やっかいな雪玉を予防したり、防寒対策としてもスノーウェア着用は効果的です。
この記事では、わんちゃんの雪遊びにおすすめの犬用スノーウェアの選び方を解説。
また「わんちゃんにスノーウェアは必要か」といった点にも触れたいと思います。 わんちゃんが雪山でも快適に、さらには安全に過ごせるウェア選びのポイントをまとめておりますので、ぜひ当記事をご参考ください。
犬用スノーウェア(雪対応の冬服・防寒着)は雪遊びに必要?
そもそも犬用スノーウェアは、雪遊びや雪のなかでのお散歩で必須なのでしょうか。 結論からお伝えすると「わんちゃんによる」といえます。 スノーウェアが必要なわんちゃんは、たとえば以下のような子です。 ・「雪玉」ができやすい犬種の子 ・寒がりな子 ・室内犬の子 まず、犬用スノーウェアのメリットから、その必要性を考えていきましょう。
雪玉の予防になる
雪遊びで犬用スノーウェアを着せるメリットのひとつは「雪玉対策になるため」です。
雪玉とは、雪遊びや雪の中を歩き続けたときに、わんちゃんの毛にできる雪の塊のこと。
とくにお腹や脚まわりにできやすいです。
▼わんちゃんにできる「雪玉」
すべてのわんちゃんに雪玉ができるというわけではなく、主に「長毛でやわらかい毛質を持つ犬種」や「ウェーブがかった巻き毛の犬種」にできやすいとされています。 たとえば、以下のような犬種が挙げられるでしょう。 ・トイプードル ・ミニチュアダックスフント ・ポメラニアン ・ヨークシャーテリア ・ミニチュアシュナウザー ・ゴールデンレトリバー ・アメリカンコッカースパニエル ただし「サモエド」や「シベリアンハスキー」「秋田犬」といった雪国が原産の犬種は、雪に強い被毛に進化しているため、長毛種でも例外として雪玉になりづらいとされています。 改めて雪玉ができる仕組みも知っておきましょう。 ①毛に付いた雪がわんちゃんの体温で溶ける ②雪は水や氷の状態になる ③その周りにさらに新しい雪が付く ④「少し溶けて水や氷状になる→雪が付く」がくり返される ⑤歩くとともに雪を取り込み続け、雪だるまのように塊が大きくなっていく ⑥雪玉になる 雪玉を放置するとわんちゃんにも悪影響を及ぼします。 たとえば、雪玉はひどい場合、ピンポン玉や子どもの握りこぶしほどの大きさとなります。 そして、その雪玉は毛を巻き込んで、ぶら下がっている状態と考えましょう。 雪玉の重みで毛が引っ張られることで切れ毛になったり、毛が抜けたり、毛根や皮膚を傷めたりする可能性があります。 雪玉によって動きづらくなり、その違和感から雪遊びをやめてしまうわんちゃんもいるようです。 また、雪玉は飼い主さんにとってもデメリットがあるといえます。 そのひとつが雪玉を取る際に手間がかかるということ。 雪玉は小さい状態であれば、手で崩すことができます。 しかし、ある程度大きくなった雪玉は崩すことができず、わんちゃんの毛を巻き込んでいるため、引っ張って取ることもできません。 この段階で飼い主さんができる雪玉を取る方法は「温める」ことです。 暖かい室内で溶かす方法やお湯、またはドライヤーで根気強く溶かす方法があります。 そしてもうひとつ、雪玉が溶けたら水になるため、床が水浸しになることです。 床掃除の手間を考えると飼い主さんにとっても、もちろんわんちゃんにとっても、雪玉は事前に予防した方がよいといえます。 その雪玉を予防する一番の方法が服、つまりはスノーウェアの着用なのです。
雪による体温低下を防ぐ
雪玉を含め、雪を体に付着させたままだと、わんちゃんの体温はどんどん奪われます。
寒さに弱いわんちゃんであれば、体調を崩す可能性もあるでしょう。
「そもそも犬って寒さに強いのでは?寒がるの?」
「冬になったら犬に服を着せるべき?服を着て暖かいと思うものなの?」
このように考える飼い主さんも多いと思います。
童謡でも「犬は喜び、庭駆け回る~♪」と歌われるように、寒さに強いイメージのあるわんちゃん達ですが、実は寒さに弱く、服を着せるなど防寒対策が必要なわんちゃんもなかにはいます。
雪の日に防寒着が必要なわんちゃんの例を見てみましょう。
・小型犬(=筋肉量が少なく痩せ型の犬種)
→犬種例:チワワ、ミニチュアダックスフント
・シングルコートの短毛種(スムースコート)
→犬種例:ミニチュアピンシャー、イタリアングレーハウンド
・短頭種
→犬種例:パグ、ボストンテリア、フレンチブルドッグ
・暖かい地方原産の犬種
・室内犬/子犬/シニア犬や老犬など寒暖差に弱い子
基本的に小型犬は寒がりです。
また、肌が弱い短頭種も冬や雪が降る寒い日は防寒をおすすめします。
小さいころから室内で過ごしているわんちゃんも、体温調節が苦手です。
そのため、寒さに強い犬種でも、寒がりになる子もいます。
つまり、わんちゃんが寒がっている様子であれば、犬種にかかわらず防寒対策はすべきということです。
▼犬が寒いときのサイン
・ぶるぶると震えている
・体を小さく丸め縮こまっている
・水を飲まない
・あまり動きたがらない
ということで、犬用スノーウェアは必須ではないものの、わんちゃんの雪遊びや雪山でのお散歩など冬のアウトドアにはあると安心のアイテムといえます。
【関連記事】犬が震える原因は何?原因や対処法をご紹介
雪遊び・雪山でのお散歩におすすめの犬用スノーウェアの特徴と選ぶポイント
犬用スノーウェアと一般的なわんちゃんの冬服や防寒着、レインコートとの違いは「雪のなかでの活動を考慮した設計や機能がある点」です。 ここからは、雪遊びや雪山でのお散歩といった冬のアウトドアで、わんちゃんに着せたい、理想のスノーウェアの特徴や選ぶポイントをご紹介していきます。 ・撥水性が高い ・伸縮性がある(ストレッチ素材の使用) ・薄くて軽く、保温性が高い ・フィット感が高い(隙間が少ない)) ・リードホールがある ・フード付きでない ・耐久性が高い・長く使える
撥水性が高い
わんちゃんの雪遊びでは必ず「撥水性のあるスノーウェア」を選びましょう。
撥水性がない服だと雪が、わんちゃんの体温で水となり、生地にしみ込んでしまいます。
水分によって服が重くなるのはもちろん、水を含んだ服を着続けることで、体温も下がりやすくなります。
犬用スノーウェアと記載があっても、撥水加工されていないものもあるため、スノーウェアを選ぶ際は、まず撥水加工があるかどうかに注目してみましょう。
伸縮性がある(ストレッチ素材の使用)
わんちゃんが雪遊びで快適に動き回れるよう「伸縮性があるもの」を選びましょう。
質の高いスノーウェアだと、スラロームドッグスキーのようなドッグスポーツにも着用できるほど動きを妨げず、のびのびと走り回ることができます。
伸縮性があるかどうかは、生地素材をひとつの指標にするとよいでしょう。
人間の服でも使われる「ポリウレタン繊維」といったストレッチ素材が使われていれば、伸縮性の高いスノーウェアであることが多いです。
伸縮性のあるスノーウェアは、飼い主さんにとってもメリットがあります。
というのも、スノーウェアの伸びがよいほうが、わんちゃんに着せやすく、着用時のストレスを軽減させることができるからです。
薄くて軽く、保温性が高い
雪による体温低下を防ぐため「防寒できる保温性の高いスノーウェア」もおすすめです。
なお、生地の厚い、モコモコなウェアの方が暖かいとは限らない点に注意しましょう。
高級な犬用スノーウェアのなかには、特殊な素材や技術力によって薄さと暖かさを両立させているものもなかにはあります。
人間の服でいうところの「ヒートテック」のようなものです。
逆にあまりにもモコモコで着ぶくれするようなスノーウェアは重さもあり、かえってわんちゃんの動きを妨げるため、嫌がられる可能性があります。
わんちゃんにはできる限り薄く軽量で、それでいて暖かいウェアを選んであげましょう。
フィット感が高い(隙間が少ない)
首元や足元、胴回りなどの隙間から「雪が入らないかどうか」も選ぶポイントです。
そのためスノーウェアはフィット感が高く、隙間が最小限のジャストサイズを選ぶのが基本。
ただし、わんちゃんの体型は犬種によっても大きく異なります。
S・M・Lなど単純なサイズ展開では限界があり、どうしても隙間ができてしまうわんちゃんは多いです。
そこで注目したいのが、隙間ができやすい部分に雪の侵入を防ぐ工夫があるかどうか。
たとえば、首元や足元がリブになっていて、すぼまっているもの。
腰や胴回りがゴムで調節できるものです。
腰や胴回りは、ダボダボだと雪が入るだけでなく、おしっこがかかるなどの問題もあるためぜひ意識してみてください。
また、フィット感の高いスノーウェアを選ぶことで、暖かさが逃げづらくなり、保温性を高めることにつながります。
リードホールがある
雪上ドッグランなどの専用施設を除いて、基本的には雪遊びでもリードは必須です。
雪に興奮するわんちゃんは多く、ノーリードでそのまま飼い主さんとはぐれてしまったり、脱走してしまったりするケースもあるため注意しましょう。
その点でリードを出す穴「リードホール(ハーネスホール)」の有無も何気ないですが、選ぶポイントといえます。
フード付きでないもの
基本的には「フードのような装飾が少ないスノーウェア」をおすすめします。
なぜなら、雪で興奮したわんちゃんが枝木や障害物に気づかず、フードなどの装飾をひっかけてしまう可能性があるからです。
さらに、フードは走るたびに動き、ときに視界を覆うこともあります。
それを嫌がり、フード付きのウェアだと動かなくなる子もいるため、スノーウェア選びで失敗したくない方はまず避けた方が無難でしょう。
わんちゃんが快適に、そして安全に雪遊びできるスノーウェアを選んであげてください。
耐久性が高い・長く使える
「長く使えるかどうか」もスノーウェアを選ぶ基準のひとつです。
寿命の長いスノーウェアの特徴は、耐久性の高い丈夫な生地の使用だけではありません。
たとえば「マジックテープよりファスナーやボタン留めが使われているもの」など細部も見極めるポイントといえます。
マジックテープは、抜け毛や道端の草、糸くずなどゴミも一緒に巻き込みやすいです。
汚れるのはもちろん、次第に粘着効果も弱まっていきます。
すなわち、マジックテープはファスナーやボタンよりもウェアの寿命が短くなるといえるでしょう。
犬用スノーウェアを使った雪山でも暖かい服装・コーディネートの例
雪遊びの日におすすめの防寒性の高い、わんちゃんのコーディネート例をご紹介。 なお、今回はペットのアウトドアブランド「GEWALK(ジウォーク)」の高機能・犬用スノーウェアを使ってコーディネートしていきたいと思います。
まず犬用スノーウェアは、大きく2種類に分けられます。
①インナー向けの薄めのつなぎ「ロンパース」タイプ
②アウター向けの少し厚手のつなぎ「オーバーオール」タイプ
1.インナー向けの薄めのつなぎ「ロンパース」タイプの例
そこまで寒がりでない子は、薄手のロンパースタイプのスノーウェアがおすすめです。
軽くて伸縮性もあるため、わんちゃんものびのびと雪遊びができます。
薄いウェアのため、かさばらず荷物にならないのもうれしい点。
こちらのコーディネート例で使っているスノーウェアは、GEWALKの「光電子 ロンパース」です。
▼「光電子 ロンパース」の特徴
・やさしく自然に保温する「光電子」ファイバー使用
・湿度を一定キープ、適度なうるおいを維持する蒸散機能
・冬のドッグスポーツにもおすすめな高いストレッチ性と軽量設計
・雪の侵入を防ぐ首元と足先の長めリブ
・初秋から冬、そして春先まで長シーズン着回し可能
・XS~3XLの幅広いサイズ展開
・ミニチュアダックスフントやフレンチブルドッグ、コーギーなど犬種専用サイズもあり
「光電子」という高純度の微粒子セラミックスの入った繊維を使用。
薄いのに雪のなかでも、しっかりと暖かさを保ちます。
そして、ただ保温性に優れているのではなく、わんちゃん自身の体温を吸収して温度を保つ「やさしい保温」という点も特徴です。
さらに、水分の蒸散を助ける機能もあり、湿度を一定にキープ。
そのため、雪遊びで動き回っても蒸れづらいスノーウェアとなっています。
薄手のロンパース型スノーウェアなので、秋キャンプや冬キャンプなど雪遊び・雪山以外の幅広いシーンで使えます。
→【「GEWALK」光電子 ロンパース】の詳細を見る
2.アウター向けの少し厚手のつなぎ「オーバーオール」タイプの例
寒がりな子や雪玉ができやすい子は①と②を重ね着しましょう。
ロンパースタイプのウェアをインナーとして着て、その上にさらにオーバーオールタイプのウェアを着ることで雪玉対策と防寒対策を強化できます。
画像のインナーとして着用している商品はGEWALKの「光電子 ロンパース」です。
また、ロンパースのピッタリ感が苦手な子もなかにはいると思います。
その場合は、オーバーオール型スノーウェアを一枚で着るといった方法がおすすめ。
こちらのコーディネート例で使っているスノーウェアは、GEWALKの「ドリズル サーマル オーバーオール」です。
▼「ドリズル サーマル オーバーオール」の特徴
・雪のなかもスイスイ動ける「撥水加工」
・特殊加工によって繊維を圧縮「軽量なのに耐久性も抜群」
・ポリウレタン繊維配合で高いストレッチ性と動きやすさを実現
・首元と腰回りのゴムはサイズ調節が可能
・リードホール付き
・首元のボタンを外せば首輪+リードでも使用可
・お腹側ファスナーでしっぽが当たらない「思いやり設計」
・XS~4XLの幅広いサイズ展開
・ミニチュアダックスフントやフレンチブルドッグなど犬種専用サイズもあり
ドリズル サーマル オーバーオールは、撥水性・軽量性・耐久性に優れた高機能スノーウェアです。
一枚ではもちろん、ロンパースをインナーとして重ね着も可能。
特徴的なサイズ調節ゴムは、わんちゃんごとの体型によりフィットさせることができます。
お腹側ファスナーは、背面ファスナーに多い悩み「しっぽが当たる」を解消。
わんちゃんへの思いやりを体現した、細部へのこだわりが感じられるスノーウェアです。
→【「GEWALK」ドリズル サーマル オーバーオール】の詳細を見る
犬用スノーウェアや雪遊びに関する「よくある質問」
犬用スノーウェアや雪遊びに関する「よくある質問」を下記にまとめました。
Q. 愛犬がスノーウェアを嫌がります。どうしたらよいですか?
わんちゃんがスノーウェアを嫌がる際は、無理に着せないようにしましょう。
本来、わんちゃん達には服を着る習慣がありません。
服に対する警戒心や違和感から、嫌がるわんちゃんは多いです。
そこで、まずはスノーウェアに触れてもらい、服の感触に慣れてもらうことからはじめましょう。
わんちゃんの警戒心を取り除いたら、次のステップへ。
「スノーウェアを着ると良いことが起きる」または「好きなことができる」という学習を行っていきます。
いわゆる、昨今のわんちゃんのしつけ・トレーニングの主流ともなっている「ほめて伸ばす」成功体験型の訓練方法です。
▼スノーウェアを着せる訓練の手順
①わんちゃんの前でスノーウェアを持ち、首を通す穴からおやつを見せる
②鼻先を穴に少しでも近づけられたら、おやつをあげてほめる
③徐々にできることを増やしていく(鼻先を穴に通す→頭を穴に通してすぐ出す→頭を穴に通してじっとできる)
④次に前脚と袖の穴で同じ訓練を行う
⑤わんちゃんがスノーウェアを着られるまで地道にくり返す
ポイントはオーバーリアクションでほめること。
わんちゃんの名前を呼んで、撫でながらほめることです。
また「スノーウェアを着る=好きなことが始まる合図」と学習してもらう方法もおすすめ。
たとえば、散歩が好きなわんちゃんは「スノーウェアを着たら散歩に行く」を繰り返すことで、スノーウェアを良いものと認識してもらいやすくなります。
【関連記事】初心者さん必見!犬の服の着せ方と脱がせ方を簡単説明
Q. 雪遊びで注意すべきこと・雪遊び後に飼い主がやるべきことはありますか?
わんちゃんの雪遊びや雪の日の散歩道で注意したいのは「融雪剤」や「凍結防止剤」です。
一般道路はもちろん、個人宅の周辺にも融雪剤がまかれている可能性はあります。
わんちゃんが融雪剤のついた雪を食べてしまったり、足に付着した融雪剤を舐めてしまったりといった事故も実際に起こっているため注意しましょう。
“凍結防止剤の主成分は、塩化ナトリウム(塩)です。
そのなかに「塩化カルシウム」などが含まれており、この「塩化カルシウム」が中毒を引き起こす危険性があります。
症状は、皮膚や肉球についてしまうと皮膚がただれたり、皮が剥がれたりします。
誤って摂取してしまった場合、胃や腸の粘膜を刺激し嘔吐や下痢を引き起こします。
引用:博多犬猫医療センター「凍結防止剤がペットに与える影響」
わんちゃんに雪用シューズやブーツを履かせることで、融雪剤対策になります。
続いて雪遊び後に飼い主さんが行いたいことも見てみましょう。
・スノーウェアはすぐ脱がせる(暖かい室内で皮膚が蒸れるため)
・肉球トラブルの確認をする
・足の裏はぬるま湯で洗うか、しっかり拭き取る
・雪で濡れた箇所はタオルで拭き、ドライヤーで乾かす
・水分補給をさせる(「常温」または、寒がっていたら「ぬるま湯」)
・暖かい場所で休息させる
【関連記事】犬に服を着せっぱなしはNG?理由を解説
Q. 犬用スノーウェア以外に準備したい雪遊びのアイテムはありますか?
わんちゃんとの雪遊びで、あると便利なものは以下の通りです。
・犬用シューズ(撥水加工のあるもの)
・肉球クリームやオイル(保湿効果や雪玉対策効果のあるもの)
・ブラシ
・速乾性の高いタオル
・ドライヤー
・常温の水やぬるま湯(水筒に用意しておくのがおすすめ)
・着替え用の服や室内で着る防寒着
・室内で使える防寒グッズや暖房器具(犬用カイロや湯たんぽ、ホットカーペットなど)
・安心できる寝床やわんちゃんが落ち着けるアイテム
ブラシは、スノーウェアを着せる前にブラッシングを行うためです。
事前にブラッシングを行っておくと、ウェアと被毛の摩擦で起こる、毛のもつれや絡み、毛玉を抑えることができます。
そして、雪遊び後はわんちゃんが休息できるよう、事前に環境を整えてあげましょう。
旅行を伴う雪遊びであれば、いつもと環境が変わることで、わんちゃんがリラックスできない可能性があります。
いつも寝床で使っているタオルケットやおもちゃなどを持参し、少しでも落ち着ける環境を旅先でも用意してあげてください。
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まとめ
雪遊びや雪山でのお散歩には、ぜひ犬用スノーウェアを検討してみてください。 犬用スノーウェアを選ぶ際のポイントを再度まとめます。 ・撥水性が高い ・伸縮性がある(ストレッチ素材の使用) ・薄くて軽く、保温性が高い ・フィット感が高い(隙間が少ない)) ・リードホールがある ・フード付きでない ・耐久性が高い・長く使える 寒がりなわんちゃんは、ロンパースとオーバーオールといった重ね着をおすすめします。 記事内で紹介した犬用スノーウェア「GEWALK」のロンパースとオーバーオールの詳細は、以下よりご覧ください。