2015年10月にニューヨークで開始されたDOG PARKERは、会員制の犬小屋サービスとしてスタートし、今ではニューヨーク州ブルックリンの様々な場所で見かけるようになりました。 簡易性の犬小屋であるDOG PARKER、一体どんな役割を担っているのでしょうか? ここでは、ニューヨークで人気のDOG PARKERの魅力についてご紹介していきます。
1.ニューヨークで話題のDOG PARKERとは?
ニューヨークで話題のDOG PARKERとはどんなサービスなのか説明していきます。
1) 盗難防止の簡易犬小屋
ニューヨークの愛犬家たちは、日本人以上に犬連れでどこへでも出かける人が多いと言われています。
実は、ニューヨークだけでなくフランスも犬連れでショッピングと楽しむ人が多いのですが、フランスのすごいところは、犬連れで飲食店も入れるということです。
つまり、犬の入店NGなお店があまりなく、人と犬が生活しやすい住環境が整っていることから、一緒にお出掛けを楽しむことができるのです。
しかし、ニューヨークはフランスと違い、犬連れNGな飲食店なども多く、外でリードを繋がれたまま待つことが多いと言われています。
それが原因なのか、ニューヨークでは犬の盗難や迷子が多く、こうした飼い主の不安を解消するために生まれたのが、簡易犬小屋DOG PARKERなのです。
2) DOG PARKERの利用方法
買い物や食事中に愛犬をショップの外につなぐことで、盗難や迷子を防いでくれるDOG PARKERは、鍵がつけられる大型のハウスです。
また、ハウスの中には専用のWebカメラが搭載されているため、リアルタイムで愛犬の様子を見ることができます。
また、屋根付きで外の音も遮断されるため、安心して休むことができることから、利用者も増えてきています。
DOG PARKERは、会員になることで利用ができるようになり、専用アプリを通じて予約を取ることができるシステムとなっています。
また、1日の終わりになると巡回のメンテナーがやってきてハウスの清掃を行うため、クリーンな状態で利用することができます。
残念ながら、現在はアメリカでしかこのサービスを利用できないため、まだ日本ではDOG PARKERを利用することはできません。
最近では犬も一緒に入店できる商業施設や飲食店も増えてきて、愛犬と一緒に出かける人も増えてきたため、日本でDOG PARKERが利用できるようになるのも、時間の問題かもしれませんね。
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