子犬を自宅に迎えた数ヶ月間は、トイレを覚えさせるため、そのタイミングになったら、飼い主さんがトイレへ連れていき、トイレが終わったらサークルの外に出るような習慣づけをよくします。 生後6ヶ月から7ヶ月になると、そろそろトイレのトレーニングもステップアップが必要な時期となり、室内犬の場合は、まずトイレ用サークルから卒業したいものです。 そのためにトイレ用サークルなしで、ちゃんとトイレできるためのトレーニングのポイントについて解説しますので、参考にしてみてください。
1.生後6ヶ月の子犬が正しい場所でトイレする練習方法
ここから、生後6ヶ月の子犬に必要なトイレトレーニングの解説をします。
1) サークルを段階的に外す
室内犬のトイレの理想は、決まった場所のトイレシートの上で排泄をすることですが、サークルでいつまでも囲っている環境はあまりおすすめできません。
室内には犬のハウスも設置されていますのでお部屋はできるだけすっきりしたいものです。
部屋をすっきりさせるにはトイレ用サークルはない方が良いですよね。
そのためにはサークルがなくてもトイレの場所を犬に認識させる必要があるのです。
そのトレーニングをする際は、いきなりサークル面をすべて取り外すのでなく子犬が戸惑わないよう一面ずつ外していき、トイレがうまくできた場合は、しっかりほめてご褒美をあげましょう。
2) 犬のトイレは落ち着いた場所がポイント
犬は模様替えなどによりトイレの場所を変えると混乱してしまうので、失敗することがあります。
ですから、トイレのトレーニングの際は、場所を固定して行いましょう。
特に大切なポイントは、落ち着いた環境で排泄ができることであり、家族が移動する廊下や階段付近は避け、室内の隅などにトイレを設置します。
3) トイレのトレーニングで失敗したときの対応
サークルを外してシートの上で排泄をすることを目的とした6ヶ月の子犬のトイレトレーニングは、短期間で習得できるものではなく、最低でも1ヶ月くらいの期間を要します。
この一か月ほどのトイレトレーニングの間ではサークルを一面ずつ外しながらサークルなしで排泄できるように練習します。
でも、ある段階で失敗することもありますので、そんなときは焦らずに一つ前の段階に戻り、サークルを一面増やして再トライしましょう。
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