• 世界の犬事情
  • 2020/01/21

日本とは大きく違うドイツの犬事情

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動物愛護の面で世界をリードしているドイツは「ペット先進国」と呼ばれています。 ペットのおかれている環境、国の施策が日本とは大きく異なり、無責任な飼い方ができないような社会的な仕組みになっています。 日本のように誰でも気軽ににペットを飼うというわけにはいかないのです。 ペットに対する意識と責任の高さは、世界中のどの国にもひけを取らない国ドイツ、そんなドイツの犬事情について解説していきます。

1.ドイツの犬事情 日本との違い

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犬に対してのドイツの日本との違いを説明していきます。

1) 行き届いたしつけ

ドイツの街中では、日本では見られないような光景が日常となっています。


例えば、レストランでは犬が同伴でき、足元で行儀よく待っています。


公共交通機関にはクレートやキャリーに入れられることなくペットが乗ってきます。


また、散歩している犬のほとんどはノーリードです。


日本であれば「危険」だとか、「管理不足」などと捉えられてしまいがちですが、ドイツではノーリードの犬は「きちんとしつけができている安全な犬」という捉え方です。


この認識の違いからも分かるように、犬と人間が同じ空間で快適に共存していくために、しつけが徹底されているのです。



2) 犬を保護する規則

犬を飼う前には飼い方についての説明が時間をかけて行われ、飼い主として適正でないと判断されると犬を飼育できません。


また、動物を保護するための法律により、飼い方について細かに規定されています。


檻のサイズ、散歩の時間、リードの長さ、しつけの義務等についても定められており、飼い主には「犬税」という税金が課税されます。


このように、法律でさまざまな規制があるため、命に対する責任感と法令順守への覚悟が犬を飼うには必要とされています。



3) 犬の保護施設「ティア・ハイム」

ペットの保護施設である「ティア・ハイム」という施設は、必要経費は市民や企業の寄付金によって賄われ、ボランティアで運営されています。


ここでは、犬だけでなく何種類もの動物が保護されています。


この施設は、劣悪な環境にいる動物や、手放された動物を適正な環境下で保護、的確な里親の募集と厳正な審査も行う施設です。


保護期限がないため殺処分されることはありません。


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momo0530

アウトドア大好きの女性ライターです。 趣味として、登山・キャンプ・旅行・映画・ガーデニングを楽しんでいます。 長時間勤務で体調を崩したことをきっかけに会社を退職し、現在はライターとして独立できるよう奮闘中。 役に立つ記事をお届けできるように心がけています。

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