• きもち・しぐさ
  • 2020/10/04

愛犬に本気で噛まれた!「やめてのサイン」に気づいてあげよう

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ワンちゃんが嫌なことをされた時などにとっさに噛み付いてしまうことがあるかと思います。この「噛む」という行為は困った行動の1つですよね。この困った「噛む」ですがやめてもらうことはできないのでしょうか?実はワンちゃんが「噛んでしまう」のには明らかな理由と「噛んでしまう」前には兆候があります。これらを私たちが理解することで、大好きなワンちゃんが「噛んでしまう」ことを防ぐことができます。 そこで、ワンちゃんの噛んでしまう理由と兆候について解説します。

1.犬が噛んでしまうのは理由がある

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抱っこや体を触ろうとした時に、歯を当ててくる子がいます。これは「やめて!」と嫌なことを伝えるために歯を当てていることが多いです。ですから、叱る事、感情的に怒る事は、ワンちゃんとの関係性を壊すだけで、何の解決にもなりません。ワンちゃんは最初は痛くない程度に人間を噛みますが、人間がその気持ちを理解せずに、抱っこを止めてくれないことがあります。そんな時、ワンちゃんは自分の気持ちを確実に伝えるために、もっと強く、場合によっては人間を傷つけるまで噛むようになります。この様な場合は、「抱っこ=良いことがある」と学習するトレーニングをしてみましょう。抱っこを耐えさせる・我慢させるのではなく、大好きになるよう、おやつ等のご褒美を活用したトレーニングをしてみましょう。

2. 犬が噛むようになる前に・・・

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ワンちゃんのボディーランゲージ、気持ちをよく観察する事も大切です。 人の手が近寄ってきた時に、不安そうな表情や避ける動作があればそれは苦手なサインでもありますから、無理にやれば、不安から自分の身を守るために噛むようになることが十分予想されます。この様にワンちゃんの様子を事細かに観察すると、その様子で「止めて」と伝えてきていることを察知することができるのです。ですから、「噛んでしまう」前にその兆候に気づいてあげることが我々にできることですね。 他にも様々な状況で、噛んでしまう子がいますが、元々癖で噛んでしまうのではありません。「取らないで」と自分のモノを守りたい気持ちや自分の身を守るための手段として、噛んでしまう子がほとんどです。このようなワンちゃんは、過去に「噛んでしまう」事で嫌な事から逃れた経験があるので、同じようなことが起きると「噛んでしまう」という行動を取っているのです。 例えば、いきなり噛んでしまうのではなく、その前に緊張したり不安な気持ちを表すストレスシグナルを発したり「これ以上こっちに来ないで」など「唸る」行動を取ってくれる子がいます。このような時に「唸る」行動を叱ってしまうと、唸る行動を飛び越して噛んでしまいます。ですから、ワンちゃんが発している小さなサインを見逃さないように私たちがワンちゃんのそのサインを正しく理解しましょう。

3. 犬が噛んでしまっても適切に対応しよう

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噛んでしまってからどうしようではなく、噛んでしまう前にワンちゃんの不安や苦手なことを放置しないようにしましょう。そして、その不安や苦手なことを察知し、正しく対応することがとても大切になります。

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tonton

街でワンちゃんを眺めるのが大好きなアラフォー女子が、コラムに初挑戦! 自身にできる事を模索し、フリーランスに転向。 色々なご縁を大切にワンちゃんたちの幸せを願うドッグトレーナー。

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