• きもち・しぐさ
  • 2020/10/05

犬のストレスシグナルに気づこう

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ストレスの全く無い世界はありません。 これは人も犬も同じ。 人の場合は、ストレス発散の為、スポーツをしたり、アロマをたいたり、おいしいものを食べたりと、様々な解消の仕方がありますね。 では、犬の場合はどうでしょうか? 犬は言葉を話せません。 だから、「今、ストレスを感じています」と飼い主に知らせることはできません。 また、人間社会では犬が自ら、人と同じようにストレス解消ができるかといえば、できないですよね。 さらに、ストレスは目に見えません。 だから、飼い主である私たち人が『この子にストレスがかかっているかも』と気づいてケアしてあげるしかないんですね。 ではどのようにして、ワンちゃんにストレスがかかっているのか判断し、解消してあげれば良いのでしょうか? ドッグトレーナーとしてワンちゃんのストレスのサインの気づき方やその解消法について解説します。

1. ストレスはどんな事に影響するの?

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冒頭の内容は、特別に犬を擬人化している訳ではなく、犬もストレスを抱える生き物であり、そしてそれを溜め込んでしまう生き物でもあります。 そのストレスは人にとって望ましくない困った行動に繋がりやすく、健康面での身体にも影響するという事を知っておいて頂きたいのです。 例えば、マーキングやマウンティングといった行動は一見ストレスと感じない方も多いですが、不安を感じてこの行動するワンちゃんもいます。 また、ストレスから葛藤行動を起こし、吠えや噛み、自虐行動を取る犬もいるのです。

2. ボディランゲージを読もう

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いきなりストレスをどのように解消するのかを考えるより、まずは犬がどういった状況でストレスを感じているのかを知る必要があります。 犬がそれぞれにストレスを感じる状況は違うでしょう。 ですが、小さなストレスシグナル(ストレスがかかると現れる変化のこと)から大きなシグナルまで犬たちは日々表現してくれているのです。 私たちは、犬がストレスを感じた時にはどういうボディーランゲージを発しているのかを見つけ出すところから始め、そして次に私たちに何が出来るのか、サポートしてあげられるかを考えケアする必要があります。 そのため、まずはボディーランゲージを知ることが最初のステップです。

3. どんなストレスシグナルがあるの?

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ストレスシグナルには、あくび、パンティング(ハァハァした呼吸)、目や顔を背ける、唇をなめる、首あたりをかく、体をブルブルっと震わせる、細目になる、毛が抜けるなど、一見ストレスと気づきにくいシグナルから、逃走する、歯をむき出しにする、固まる、毛が逆立つ、嘔吐や排泄などわかりやすいシグナルまで幅広くあります。 一見いつも見られる行動に見えるものもありますが、実際はそうではない場合も多く、小さなストレスシグナルの段階で気づいてあげられなければ、段々とそのサインは大きくなり、状況が悪化していく危険性があります。 「いつもはこんなにあくびをしないのに、今日は頻繁にしている」等の日々の小さな変化をしっかり見極める必要がありますね。

4.どんな対策が出来るのか?

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ストレスの根本から回避すること、もしくはそれを乗り越えることなど様々な対策をしてあげる事が必要です。 逃げられない、避けれられない事も生活の中にはあるでしょう。 だから仕方ないとそのままにしておくのではなく、出来る限り最小限に抑えられるように事前に準備をしておくことや出来る限り短い時間で終わるように工夫してあげることは出来るでしょう。 イメージがしづらいと思いますので、具体的な例をお出しします。 例えば、爪切りが苦手な犬は、足を触られたり、サロンや動物病院へ行くこと自体もストレスと感じるかもしれません。 「大丈夫よ」と言っても分かりませんし、「あとでおやつをあげるからね」と言葉での約束はワンちゃんには理解出来ません。 ですから、動物病院のイメージを良くするために、待合室で大好きなおやつをあげたり、自宅で事前に足や爪を触られる事、爪切りを見せられる、爪切りを爪に当てられるなどを事前にトレーニングしておけば、いざ本番になった時も出来るだけ短時間で負担も最小限にしてあげられるかもしれません。 また、お散歩をたくさん行い、狼爪(ろうそう)意外はほとんど切らなくても良い状態にしてあげれば、爪切りの時間の大幅な短縮にもなるでしょう。 苦手だからとそのままにしておくのではなく、なるべく小さな負担で済むように私たちがサポート出来ることはしてあげたいですね。

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tonton

街でワンちゃんを眺めるのが大好きなアラフォー女子が、コラムに初挑戦! 自身にできる事を模索し、フリーランスに転向。 色々なご縁を大切にワンちゃんたちの幸せを願うドッグトレーナー。

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