• 犬の研究
  • 2020/02/10

タバコ喫煙者と暮らしているペットの被害

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タバコに含まれる発がん性物質を含む有害成分が人の健康に及ぼす悪影響はよく知られています。 また、その被害が喫煙者だけに止まらず、受動喫煙として周りに暮らす人やペットにまで及んでいることが研究により続々と判明してきています。 今回は受動喫煙がペットにもたらす健康被害について解説いたします。

タバコ喫煙者と暮らしているペットの被害

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タバコに火をつけて燃焼するときに発生する煙である副流煙に含まれる有害物質の濃度は、タバコを吸って吸い込む主流煙よりもニコチンで2.8倍、タールは3.4倍、一酸化炭素は4.7倍高いことが厚生労働省により発表されています。 この副流煙は風のない部屋の中でも最低7mの範囲に広がり、空間の低いところにたまりますので、喫煙者と暮らすペットはこの有害物質を吸い込む二次喫煙の影響を高く受けていることが考えられています。 英国のグラスゴー大学の獣医学部の研究では、二次喫煙によりイヌの被毛中のニコチン濃度が上がることから、イヌの被毛中のニコチン濃度はヒトの生活環境でのタバコ汚染の信頼できる指標になると報告しています。 具体的なペットの健康被害としては、人と同じように肺癌にかかるリスクが高まることや、喫煙者と暮らしているネコの悪性リンパ腫の発生率は禁煙者と暮らすネコの2.4倍であり、鼻(マズル、口吻)の長いイヌの鼻腔の癌にかかるリスクが2倍になるということが報告されています。 喫煙者の飼い主さんが、家の外で喫煙したとしても、衣服に付着した有害物質や、飼い主さんの呼気中に含まれる有害物質から被害を受ける可能性があります。

愛犬との健やかなる生活のために

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飼い主さんの世話やケアなしにペットは自身の健康を保つことができません。 飼い主さんの健康は飼われているペットにとっても重要な事項となります。 飼い主さんとペットの健康生活をより長く続けるためにも、健康を脅かす要素がある喫煙を一度見直してみてはいかがでしょうか。 2020年は東京でオリンピックが開催されることから、世界的基準の喫煙マナーが日本でも求められています。 これは禁煙するキッカケとなるビックチャンスかもしれません。

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