• 犬のコラム
  • 2020/02/10

ペットの殺処分、その悲しい現実

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「引っ越し先の住まいがペット不可だった」 「無駄吠えがひどくもう飼育できない」 保健所に送られるペットたちの飼い主の言い分は様々です。 なかには、抜き差しならない状況に陥り、泣く泣くペットを手放すケースもあるでしょう。 いずれにしても、ペットである犬や猫には何の罪もありません。 でも、保健所に送られてしまえば新しい飼い主が見つからない限り、行きつく先は「殺処分」です。

1. 理想と現実の厳しいギャップ

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ペットがコンパニオンアニマルとしての地位を確立するにつれて、動物愛護の気運が高まりました。 現在は、各地の自治体やボランティア団体が殺処分を減らすための運動を続けており、昭和の時代に比べると今では殺処分率は低下しています。 しかし、2016年度の統計によれば、1年間で殺処分された犬や猫の数はおよそ56,000頭です。 「殺処分0」を目標に掲げる動物保護団体が多いなか、理想と現実の厳しいギャップを感じずにはいられません。

2. 2013年9月 動物愛護法の改正

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2013年9月に動物愛護法が改正され、「ペットが天寿を全うするまで適切に飼育すること」という飼い主の努力義務が明記されました。 にも関わらず、捨て犬や捨て猫はまだまだ多いのが現状です。 まるでペットの存在をリセットするかのごとく保健所に連れていき、何事もなかったかのように生活を続ける飼育者たち。 自分でペットを処分することができないため、後始末を保健所に押し付けるような形でペットに対する責任を放棄してしまう倫理的に悪質なケースも後を絶ちません。

3.殺処分の現実

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保健所に連れていかれたペットたちはどうなるのでしょうか? 数日~1週間程度の預かり期間のうちに新しい飼い主が見つからなければ、殺処分となります。 「殺処分=安楽死」のようなイメージを持たれている方も多いですが、捨て犬や捨て猫が苦しまずに命を終えることができると考えるのは間違いです。 殺処分を受けるペットたちは狭い部屋に集められ、二酸化炭素によって窒息させられます。 息ができない恐怖のなかでもがき苦しみながら、一生を終えなければならないペットたち。 ほんの数日前までは人間とともに安全な場所で生活していたはずでした。 常識ある飼い主に飼われたならば、楽しい生活が待っていたはずです。

4. 殺処分0への第一歩

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「飼えなくなれば保健所に連れていけばいい」 そんな安易な気持ちで犬や猫を飼う人がいる限り、殺処分はなくなりません。 殺処分の厳しい現実を知り、悲惨なペットを増やさないという正しい道徳観を一人でも多くの人が持つことが、殺処分0への第一歩と言えるのではないでしょうか?

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路美

私の傍らにはいつもワンコがいます。 ワンコのいない生活は考えられないくらい、私の人生の一部となっています。 嬉しい時も悲しい時も、いつも変わらない誠実さで私を癒やしてくれるワンコたち。 人と犬が心地良く共存していくためのお手伝いをさせて頂けるなら、こんなに嬉しいことはありません。

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