• 世界の犬事情
  • 2020/01/23

ペットショップによる犬の店頭販売によって起こる問題

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犬を家族の一員として迎え入れたいと思ったとき、真っ先に頭に浮かぶ入手方法は何ですか? 日本であればおそらく、ペットショップで探そうと思う人が半数以上ではないでしょうか。 どこのペットショップに行っても、必ず数匹の犬がショーケースの中に入れられており、いつでも見ることが出来るのが日本の現状です。 一見、何も問題はないように見えますね。 しかし、この犬の店頭販売には大きな問題点が潜んでいることを知っていますか?

1. 犬をペットショップで店頭販売することで起こる問題

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ここから、なぜペットショップによる犬の店頭販売が問題なのかを説明していきます。

1) 日本における犬の販売ルート

日本では、ブリーダーからオークションや卸売によってペットショップに渡り、ペットショップから飼育者のもとへ販売されるのが主流となっています。


ほかにもブリーダーから直接犬を購入するなどいくつか方法がありますが、ペットショップから購入する数の半数ほどであるという統計が出ています。


ペットショップに行けば、いつでも誰でも欲しい犬を手に入れることができるのが今の日本の現状ですが、これが悲惨な状況を生む一因になっているのです。



2) ペットショップによる犬の店頭販売の現状

ペット先進国と言われるドイツでは、犬を飼う前にはしっかりと説明が行われ、飼い主として適正でないと判断されると販売を拒否されることがあります。


飼い方について法律で定められたルールがあるため、無責任に犬を飼えない仕組みになっているのです。


その反面、お金さえ出せばいつでも犬を迎えることができる日本。


たまたま見かけた犬が可愛かったからと、何の知識もなく購入する。


飼ってはみたものの、思ったように世話もできないし育てられない、大きくなってしまった、などの理由で簡単に捨てられる犬がいます。


さらに、無責任なブリーダーは「もしかしたら売れるかもしれない。売れ残ったら処分してしまえば良い」と、利益のために必要以上の繁殖を続けるので、悲惨な結果を迎える犬の数は減ることがないでしょう。



3) ペットショップでの店頭販売以外で犬を迎えるには?

ペットショップで売れ残った犬は、繁殖のために業者に引き渡されるか殺処分が行われることになります。


こんな結果を招かないためにも店頭販売がなくなればいいですが、そのためにも犬を迎え入れる際にはブリーダーから直接購入する、保護犬を飼うことを検討する、などは現状を改善していく手立てになるでしょう。



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momo0530

アウトドア大好きの女性ライターです。 趣味として、登山・キャンプ・旅行・映画・ガーデニングを楽しんでいます。 長時間勤務で体調を崩したことをきっかけに会社を退職し、現在はライターとして独立できるよう奮闘中。 役に立つ記事をお届けできるように心がけています。

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