• 躾とトレーニング
  • 2021/08/01

犬が手や家具に甘噛みをする4つの理由と3つの対処法

Photo

愛犬が人の手、机、椅子の脚などを甘噛みしてしまうことに悩んでいませんか? 子犬であれば、歯が抜け変わる時期に歯のムズムズが気になって甘噛みをすることが多いですね。それ以外には、好奇心で初めて見るものが何か確かめるために甘噛みをすることもあります。 成犬になって甘噛みをしてしまうときは、ストレスが原因であることが多く、放置すると本気で噛むようになる危険性があるので、原因を突き止めて解決する必要があります。 今回は、犬が甘噛みをする4つの理由をと甘噛みをするときの4つの対処法・注意点を説明していきます。

1.犬が甘噛みをする4つの理由

Photo

犬が甘噛みをする理由を4つ説明します。 子犬や成犬に関係なく甘噛みをする理由もあるので、愛犬がどの理由に当てはまるものがあるか確認してみてください。

1)歯がムズムズする

犬の歯は生後5~7ヶ月ごろに乳歯が抜けて、生後12ヶ月頃には永久歯が生え揃います。歯が生え変わる時期は、歯が抜ける感覚が気になったり、歯茎がムズムズしたりして、飼い主さんの手や机・椅子の脚を噛んでしまうことがあります。


2)習性や遊び

犬が服の袖を噛んだり、雑巾をかけているときにじゃれてカプッとすることがあります。犬はひらひらしているものや動くものを追いかけたい、捕まえたいという本能があります。飛びつくこと、噛むことは犬の習性であり、遊びの一環です。


3)暇つぶし・ストレス

家で留守番をしている時間が長く、かまってもらえないとストレスで成犬は暇つぶしに家具などを甘噛みすることがあります。 また、運動不足やコミュニケーション不足で、ストレスが溜まってしまい、それを発散しようとして、人の手や家具などを噛むことがあります。
ストレスによる甘噛みは、放置すると犬が自身の手や足を噛むようになり、出血・皮膚の炎症になることがあります。ですから、このようなことが思い浮かぶようであれば、すぐに散歩や留守番の時間を見直しましょう。


4)触ってほしくない

なでられることが好き、スキンシップをしたいと思っている犬は多いです。
しかし、犬には触られたくないところがあります。 犬が触られることを嫌がることが多い場所は、鼻、足先、お腹、しっぽの先など、主に体の先端の部分です。触られたくないところを急に触られると、驚いて飼い主さんの手を甘噛みすることがあります。

2.犬が甘噛みをするときの3つの対処法

Photo

愛犬が甘噛みをしてしまうときの対処法・注意点を4つ説明します。 子犬や成犬に共通して行える対処法・注意点なので参考にしてみてください。

1)対処法:おもちゃ・ガム

噛んで遊べるおもちゃで「噛む」という欲求を満足させてあげましょう。
物に噛みついてブンブンと振り回したりすることは、犬としての本能であり、遊びとして行っています。 音が鳴るおもちゃを用意したり、ロープで一緒に遊んだり、愛犬が好きなタイプのおもちゃで思いっきり遊んでもらいましょう。 犬用の歯磨きガムを使えば、甘噛み対策と歯のケアができて一石二鳥になりますね。


2)対処法:遊ぶ・散歩の時間を増やす

運動不足は、犬の問題行動の一番の原因と言われており、甘噛みなどの噛み癖にも大きく関係しています。
散歩の時間が足りていないようであれば、時間を増やしたり、いつもは通らない道を通って気分転換をさせたりと、運動不足を解消できるようにしてあげましょう。 家を留守にして帰ってきたときは、愛犬も遊びたい・かまってほしいので、おもちゃなどで遊ぶ時間を作ったり、抱っこをしたりしてコミュニケーションを取ってあげてください。


3)対処法:急に触らない

臆病な性格や怒りっぽい性格の犬は、いきなり体を触ってしまうと、「何するの!?」と驚いて、飼い主さんの手をカプッと噛んでしまうことがあります。
人でも後ろから急にタッチされたら驚くこともあると思いますが、これは犬も同じなので、犬から見える位置から触ったり、声をかけてから触ったり抱っこをしてあげたりしてください。

3.犬の甘噛みをしっかり対策しよう

Photo

甘噛みしたときは、冷静に「ダメ」と伝えてその場を去りましょう。 大きな声で叱ったり、叩いたりしてしまうと、かまってもらえたと勘違いしたり、信頼関係が崩れたりする可能性もあるので逆効果です。甘噛みは相手に危害を加える意図はなく、多くの場合は甘えからくる行動です。 だからと言って、甘噛みを放置すると興奮したときに本気で噛むようになることがあり危険です。なので、甘噛みをしないようしつけなくてはなりませんが、どうしてもしつけることが難しければドッグトレーナー等のプロに相談してみることが必要かもしれませんね。

Photo

ぷにぷにpaw編集部

動物看護師やトリマーの有資格者や愛犬家など犬が大好きな人が編集しております。 愛犬家の皆様に正しい情報をお伝えできるよう、わんちゃんについて日々勉強をしております。

アカウントを作成しましょう

アカウントをお持ちの方はログインしてください。

アカウントを作成しましょう

アカウントをお持ちの方はログインしてください。

アカウントを作成しましょう

アカウントをお持ちの方はログインしてください。

アカウントを作成しましょう

アカウントをお持ちの方はログインしてください。

ログイン/会員登録が必要です。