• お世話と身だしなみ
  • 2021/07/30

犬の歯磨きに必要な準備(道具・しつけ)とは?

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犬の歯と口の健康を守るための口腔ケアには「歯ブラシを使った歯磨き」が必要不可欠です。 よく、「うちの子はデンタルガムを嚙ませているから、大丈夫」という方がいますが、実はデンタルガムだけでは歯・口の中の汚れが十分に取れず、犬の歯・口の病気予防につながりません。なので、歯ブラシを使った犬の歯磨きができるようにしたいですね。 今回は、歯ブラシを使った犬の歯磨きを始める方に犬の歯磨きに必要な道具やしつけについて説明していきます。

犬の歯磨きに必要な道具の準備

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犬の歯磨きに必要な道具は「歯磨きにまったく慣れていない段階」と「歯磨きシートの歯磨きまでできる段階」で違いがあります。 この違いを踏まえてご説明致します。

犬が歯磨きにまったく慣れていない段階

  • ガーゼor歯磨きシート
  • おやつ

歯磨きを一から始めるという場合、まずは犬に口周り・口の中を触られることに慣れてもらうためにガーゼor歯磨きシートとおやつが必要になります。
ガーゼor歯磨きシートは歯ブラシに比べて歯を磨いても刺激が少なく、歯磨きに慣れさせることができるアイテムです。いきなり、歯ブラシを使って歯磨きをしようとすると刺激が強く、犬が嫌がってトラウマとなり、それ以降歯磨きをやらせてくれなくなることがあるので、まずはガーゼor歯磨きシートから始めましょう。
しつけのご褒美としておやつをあげることで歯磨きに対しての嫌な気持ちを薄めてくれます。犬によっては「歯磨き=ご褒美がもらえる」と学び、歯ブラシを見せると近寄ってきて歯磨きをやらせてくれる子もいます。おやつをあげて「歯磨きは良いことだよ」と学習させましょう。


犬が歯磨きシートでの歯磨きまでできる段階

  • 歯ブラシ
  • おやつ
  • (歯磨き粉)

歯磨きシートでの歯磨きに慣れたら、必要なものは基本「歯ブラシ」のみとなります。
場合によっては歯磨き粉(歯磨きジェル)を使うこともあります。歯ブラシを水で濡らすだけでも十分に歯の汚れは落ちますが、犬用の歯磨き粉には、犬が好きなものが含まれていたり、歯をきれいにする成分が入っていたりするので、「歯磨き粉がないと犬が歯磨きをさせてくれない」「もっと歯をきれいにしてあげたい」という方は歯磨き粉を使うと良いでしょう。
ただ、人間用の歯磨き粉は絶対に使用しないでください。
人間用の歯磨き粉にはキシリトールが含まれています。犬はキシリトールを体内に取り入れてしまうとキシリトール中毒になってしまい、少量の場合でも死に至ることあるからです。ですから、決して人間用の歯磨き粉を使用しないでください。万が一、愛犬が歯磨き粉を舐めるようなことがあったら、すぐに動物病院に向かい、舐めた時刻や時間・量を伝えるようにしましょう。


犬の歯磨きに必要なしつけ

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犬の歯を歯ブラシで磨くには、ステップを踏んで慣らす必要があります。

口周りを触るところから歯ブラシを使った歯磨きができるように

  1. 顔、口周りを触る
  2. 歯、歯肉(歯茎を)触る
  3. ガーゼや歯磨きシートで歯を磨く
  4. 歯ブラシで遊ばせる
  5. 歯ブラシを口周りや歯にタッチ
  6. 歯ブラシで歯を磨く
「6ステップのしつけ方」を説明していきます。


1.顔、口周りを触る

まずは犬の顔や口周りを触ることから始めます。

  1. 顔を触る⇒おやつをあげて褒める
  2. 口周りを触る⇒おやつをあげて褒める
こうすることで、犬は「顔・口周りを触られると良いことが起きるんだ」と学び、おやつがなくても触らせてくれるようになります。


2.歯、歯肉(歯茎)を触る

次に、指やガーゼで犬の歯、歯肉を触っていきましょう。

  1. 指でペースト状のおやつを歯や歯肉につけて褒める
  2. 指やガーゼ、歯磨きシートで歯や歯肉をタッチ。触らせてくれたらおやつをあげて褒める
口周りを触ることができても、口の中を触るとなると一気に難易度があがります。おやつと褒め言葉で根気強くしつけましょう。


3.ガーゼや歯磨きシートで歯を磨く

口の中を触らせてくれるようになったら、指にガーゼや歯磨きシートを指に巻き、犬の歯の表面を磨いてみましょう。歯を磨かせてくれたらおやつと褒め言葉を忘れないようにしましょう。


4.歯ブラシで遊ばせる

歯ブラシで遊ばせてみましょう。犬は歯ブラシがどんなものなのかがわかりません。見たことがないものだから怖いと思っていることもあります。そこで、歯ブラシで遊ばせることで「怖いものじゃない」と学ばせることができます。
注意点として、遊ばせている最中に歯磨きが折れ、そのまま飲み込んでしまう危険があります。なので、飼い主さんが歯ブラシの柄の部分を持って、愛犬だけで遊ばせないようにしましょう。


5.歯ブラシで口周りや歯にタッチ

犬が歯ブラシに慣れてもらうために、歯ブラシを愛犬の口周りや歯に当てます。 歯ブラシはトントンと優しくタッチしてあげることが大事です。
これができるようになったら歯ブラシを使った歯磨きにチャレンジしてみましょう。


6.歯ブラシで歯を磨く

5までできるようになったら、歯ブラシを使って犬の歯を磨いてみましょう。長い時間磨こうとすると犬の集中力が続かず、嫌がります。初めのうちは1秒でも大丈夫です。できたらおやつと褒め言葉を忘れないようにしましょう。


しつけの注意点として、おやつをあげずにできるようになってから一切ご褒美をあげなくなると「良いことないじゃん」と学習して、歯磨きをさせてくれなくなることがあるので、定期的におやつをあげるようにしましょう。

犬の歯磨きができるように道具としつけの準備をしよう

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歯ブラシを使った犬の歯磨きには道具としつけの準備が必要です。 犬が歯磨きに慣れるまでの時間には個体差があり、思っている以上に苦労することがあるかもしれません。焦らず、愛犬のペースに合わせて歯磨きの習慣付けをしてあげてください。もし、新しい段階に進んで出来なくなったら、1つ前の段階に戻ってみることが必要かもしれません。歯ブラシでの歯磨きをできるようにして、犬の歯と口の健康を守りましょう。

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