• ごはん
  • 2020/12/15

犬にお餅は大丈夫?効果や注意点紹介

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お正月にはお雑煮などでお餅を食べる機会が増えますよね。 家族でお餅を食べていると、愛犬にも一緒に食べさせてあげたいなと思う飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか? そこで心配になるのが犬にお餅を食べさせても大丈夫なのかという事ですよね。 毎年お正月の時期には、人間でもお年寄りが喉にお餅を詰まらせるなどニュースになりますよね。 果たして犬にお餅を食べさせても大丈夫なのでしょうか? この記事では、犬にお餅を与えても良いのか、あわせてお餅の材料であるもち米についても与えて大丈夫なのかをご説明していきます。

1. 犬にお餅を食べさせても大丈夫?

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まず、結論から言うと、犬にお餅は食べさせない方が良いでしょう。 理由は二つあります。

1)喉につまる危険性があるため

犬は食べ物をあまり咀嚼せず丸飲みする事が多いため、お餅を喉に詰まらせてしまう危険性があります。 更に怖いのは体内で詰まった場合です。腸の中で詰まると、お餅が邪魔してウンチが出なくなったりします。これは、かなり危険な状況です。 取り除くためには、内視鏡や、緊急切開など麻酔をかけて行うほどの大掛かりな処置が必要になる場合もあります。 ですがお正月は、多くの動物病院が休診しており、早急な対応が出来ない場合があります。

2)炭水化物に対してアレルギーを持っている可能性があるから

犬の中には、炭水化物やたんぱく質の過剰摂取でアレルギー症状が出る子がいます。 アレルギー検査をしていない場合、自宅の愛犬がアレルギーを持っているかどうか、わからない方が大半なのではないでしょうか? 下痢や嘔吐、痒みなどの症状が現れた場合は、アレルギーを持っている可能性が高いです。 そしてそのアレルギー症状が重度だった場合でも、お正月の時期では動物病院がお休みで、診てもらえないことが多いです。 以上の理由から、犬にお餅を与えるのは非常に大きなリスクを伴うと言えるでしょう。 犬にはお餅は与えない方が無難です。 それでも、どうしても食べさせたい場合は、一個のお餅の大きさを充分に小さくしましょう。 犬も、年重ねると人間と同様に嚥下能力(飲み込む力)が下がります。 老犬には更に小さくするように意識しましょう。

2. お餅の原料である餅米は食べさせても大丈夫?

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お餅の原料である餅米に関して言うと、炭水化物に対するアレルギーがないのであれば、成分的には特に問題はありません。 消化しやすいように、おかゆのように調理して与えると良いでしょう。 お正月はお餅をご自宅で作るご家庭も多いと思いますので、もし与える際には、お餅ではなく餅米をアレンジして食べさせてみると良いかもしれません。

犬にお餅はあげないようにしよう

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犬にお餅を与える事は、 ● 喉や、消化管で詰まるリスク ● アレルギー症状が現れるリスク ● 何かあっても動物病院にすぐに行けないリスク があるので、与えない方が無難といえるでしょう。 もし、犬にお餅を食べさせて喉に詰まったり、激しいアレルギー症状が出た場合はすぐに動物病院に行きましょう。 もしもの時に備えて年末年始でも診療している近くの動物病院を、事前に確認しておきましょう。

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harago

動物看護士、動物飼育スタッフ、生態販売員として勤務。 現在はドッグライフカウンセラーや愛玩動物救命士などの資格を活かし、webライターとして情報を発信しています。

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