犬を優しく撫でる行為は、犬にとって心地良く、飼い主にとっては心身の健康にもプラスに働くと言われています。 今、日本でもセラピー犬のメンタル面からの機能が注目されております。 セラピー犬とは病気の治療で人間の役に立つ犬を表す総称で、代表的な活動として老人ホームや学校を訪問し、それらの人々と触れ合うことで、心の健康増進に寄与しています。 数年前、ハワイで活躍する一匹のセラピー犬が話題となり、犬が人間の健康に与える有益な効果に脚光が浴びました。
人の心を癒すセラピー犬のロキシーに注目!
そのセラピー犬の名前はロキシー、2015年に発刊された「ロキシー・奇跡のハワイアンセラピードッグ」には、著者であるスエノブ由美子さんとロキシーが共に病を乗り越えた奇跡が描かれています。 ガンを発病した由美子さんが懸命に治療を行うなか、ある日、動物保護施設を訪ね一匹の犬「ロキシー」との出会いが、その後の運命を大きく好転させました。 ロキシーは飼い主に捨てられ保護施設に保護された犬であり、ロキシーも由美子さん同様に病を抱えていました。 由美子さんはロキシーが病気であることを承知で、2人でともに病気に立ち向かっていくことを決意します。 それから2人は支え合い、寄り添い合い、前に向いて進んでいくのです。 そして、ついに由美子さんとロキシーは、それぞれの病気を見事に克服するのです。 そして、強い絆で結ばれた関係のもと充実したハワイでの暮らしを手にしました。 その後、ロキシーはセラピー犬として専門訓練を受け、今では積極的に訪問活動を行い、多くの人を元気づけ、慰め、癒し、そして明日への活力となる勇気を与え続けているのです。 保護施設の奇跡的な出会いは、由美子さんとロキシーの人生だけでなく、多くの人々にしあわせをもたらしていると言っても過言ではないようです。 ※本記事の画像はイメージです。 出典元:https://www.instagram.com/aloha.roxie/?utm_source=ig_embed 本記事の元となる記事など:https://alohasmile-hawaii.com/useful/news/11820/