愛犬が前片足をひょこっと上げている姿はかわいらしいですよね。 このしぐさは多くの理由があります。 その理由には健康上の問題を示すサインがあることも。 本記事では、犬が前片足を上げる理由やその状況、さらには注意すべきポイントについて詳しく解説します。
犬が前片足を上げる理由と状況、注意したいポイント
1. 本能的な行動
犬が前片足を上げる行動は、元々の野生の習性に由来しています。
特に、狩猟犬が獲物を狙う際に前足を上げることで、飼い主に獲物の位置を知らせる行動です。
ビーグルやダックス・フントは昔、狩猟犬として活躍していたため、この本能が今も残っています。
注意したいポイント
犬が遊んでいる最中にこのしぐさを見せることもあります。
また、獲物と認識したもの(例えば散歩中に見つけた鳥や、同居している小動物など)に対して集中している時にこのようなしぐさをすることがあるため、愛犬が突然とびかかったりしないようしっかりコントロールしましょう。
2. 社交的なサイン
犬同士のコミュニケーションにおいて、前足を上げることは友好的であると示すサインであることが多いです。
この行動は、「カーミングシグナル」とも言われ、犬が自分自身を落ち着かせるため、相手に敵意が無いと示すための行動でもあります。
他の人や犬に会ったときに、しっぽを振りながら前片足をあげている場合は、仲良くしたいという意思を示しています。
3. 好奇心
犬は頭上のものや起こっていることに興味を持った際に前片足をあげるしぐさをすることがあります。
特に、体が小さいため見上げることが多い小型犬や、好奇心が強い犬によくみられるしぐさです。
4.かまってほしい
犬が飼い主へのアピールとして、前片足をあげることがあります。
遊んでもらえるかもしれない、といった期待からこのしぐさをすることもありますし、以前前片足をあげた時に飼い主が反応してかまってくれたことを覚えていて行っている場合もあります。
また、このしぐさが進化して、前足で「ちょいちょい」とするようになることもあります。
5. 疲れや痛みのサイン
前片足を上げることが、疲れや痛みのサインである場合もあります。
散歩や遊びの後に前足を上げている場合、足に何らかの不快感や痛みを感じている可能性があります。
注意したいポイント
例えば肉球の間に石が挟まっていたり、トゲが刺さっている等が考えられます。この場合は、しっかりと観察し、必要に応じて獣医に相談することが重要です。
また、前片足を地面に着けない、触ると嫌がる、足をひっこめるといった様子であれば、骨折や捻挫、関節炎、爪が割れているといった可能性が考えられますので、すぐに獣医師に相談しましょう。
6.地面の温度
冬は地面や床が冷たいとき、夏は散歩に出てアスファルトが熱いときなどに、足裏に不快感があるため前片足をあげることがあります。
注意したいポイント
冬場は室温を調整したり、カーペットを敷く等して快適に過ごせるようにしてあげましょう。
夏は散歩の時間を調整したり、日陰の多いルートを通ったり、嫌がらなければ犬用の靴を履かせることで、足裏を熱さから守ってあげられます。
まとめ
犬が前片足を上げる行動は、犬の習性や好奇心など、様々な理由や状況があります。
普段の行動を観察していれば、いつもと違う様子の時にすぐに気づいてあげられます。
痛みが原因なのか、それ以外なのかをしっかり見極めることを心がけましょう。