• 犬の種類と特徴
  • 2020/09/02

ミニチュア・ダックスフンドのかかりやすい症例と予防法

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胴が長く、足が短い姿はミニチュア・ダックスフンドの特徴ですね。 実はこれは「軟骨異栄養症」の遺伝子によるものとされています。 この遺伝子を持っているため、ミニチュア・ダックスフンドは椎間板ヘルニアを発症しやすい犬種とされています。 ほかにも、小型犬全般に言えることなのですが、顎が小さく歯が磨きにくいため、磨き残しなどから歯周病になってしまうリスクが高いとされています。 ここでは、椎間板ヘルニアや歯周病を予防するために日頃からできるケアをご説明していきます。

1. ミニチュア・ダックスフンドで起こりやすい椎間板ヘルニアとは

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ミニチュア・ダックスフンドは「軟骨異栄養性犬種」という犬種に分類されます。 背骨の間にはゼリー状の髄核とその周りを囲む線維輪という二つの組織からなる椎間板というものがあります。 この椎間板は衝撃を吸収するクッションの役割をしています。 「軟骨異栄養性犬種」に分類される犬は遺伝的に、この椎間板の中の髄核がだんだんと硬く変性していくという特性があります。 硬くなった髄核が、強い衝撃や、負荷がかかり続けたことにより線維輪を逸脱し、脊髄を圧迫している状態が椎間板ヘルニアです。 足が麻痺したり、自分で排尿の制御ができなく垂れ流しになってしまったり、ひどくなると全く足が動かせなくなったりなどの症状があります。

2. 椎間板ヘルニアの予防

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椎間板ヘルニアを予防するためには以下の5つの対策をしましょう。 ①床は滑りにくい床材に変える 床が滑ると足の関節や腰に負担がかかります。 カーペットやマットを敷いて滑りにくくしてあげましょう。 ②腰や足に負担のかかる行動は避ける 2本足で立たせるなどは足の関節などに負担をかけますので、させないようにしましょう。 ③ソファーや階段などの段差があるところからジャンプさせないようにする 背骨に強い衝撃が加わるような行動はさせないようにしましょう。 ④抱くときはお尻をしっかり支えて体を横向きにもって安定させる 脇の下に手を入れて抱き上げるような形や仰向けでの抱っこは背中に負担がかかりますので、避けましょう。 ⑤肥満にさせないように体重管理をする 体重が重いとそれだけ関節に負担がかかるので、適正体重を維持するようにしましょう。

3. 歯周病の予防

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歯周病は、口内の細菌が歯石となって歯と歯肉(人間でいう歯茎)の間に溜まり、細菌が増殖して炎症を起こす病気です。 歯周病が悪化すると膿がたまって口臭がひどくなり、歯茎が赤く腫れあがって、歯が抜けることもあります。 小型犬は口に対して歯が大きく、密集状態になり、食べかすが残りやすかったり、歯の磨き残しが多くなったりするため大型犬などに比べると歯周病のリスクが高くなります。 歯周病の予防は、こまめに歯磨きを行うことです。 できるだけ毎日欠かさず行ってください。 どうしても歯ブラシを嫌がる場合は、歯みがきシートなどで拭く、普段から歯みがき効果のあるオモチャやおやつを与えるなどして、常に口腔内の清潔を保つようにしましょう。

まとめ

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特徴的な体をしているミニチュア・ダックスフンドは、他の犬種よりもヘルニアのリスクが高く、また、小型犬の特徴として歯周病になりやすい傾向にあります。 愛犬の健康寿命を少しでも長くできるように、この記事を参考に日頃のケアを行ってみてください。

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double-y

子育てのかたわらフリーライターを続けて5年。 ライフスタイル、ファッション、フード、ペット関連の記事が得意です。 雑誌編集経験10年以上。取材・校正などにも対応します。 思いやりと温かみの感じられる記事を心がけています。

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