愛犬家のほとんどは、すべての犬が幸せになってほしいと願っています。 その願いに反して、保護施設にはまだたくさんの保護犬がいるという現実があります。 そして、身勝手な元飼い主の為、保護犬の頭数は減るどころか増えています。 その増えている保護犬のお世話をする人手が足りず、深刻な問題になっています。 そこで頼りになる存在が、ボランティアです。たくさんの人員を必要としている保護施設も、そこに収容されている保護犬たちも、ボランティアを心待ちにしています。 今回は、犬に関係するボランティアについてご紹介します。
1.犬に関係するボランティア
犬に関わるボランティアをしたいという方に犬に貢献できる3つのボランティアをご紹介します。
1) 散歩、清掃
保護施設に収容されている犬たちは、運動不足に陥っている犬が多いです。そのため、ボランティアとして保護犬たちの散歩をすることが可能です。犬の散歩は基本的に誰でも出来るため、犬のことをあまり知らない人にもおすすめのボランティアのひとつです。
また、保護施設はほこりや犬の抜け毛を毎日の清掃が大切になります。そのため、施設内の清掃もボランティアとしては重宝されるでしょう。
2) 里親になる、一時預かり
もちろん里親になるというのもボランティアとして含まれます。
ただし、里親になることは保護犬の一生を背負うということにもなるため、安易な気持ちで引き受けることは出来ないでしょう。そういった人には、保護犬の一時預かりをおすすめします。保護犬の一時預かりとは、保護犬の里親が見つかるまで家で保護犬を飼育するボランティアです。
しかしこれもなかなか難しいボランティア活動です。なぜなら、人との触れ合いに慣れていない保護犬たちを、再び人間社会に慣れさせなければならないからです。そのため、保護犬の一時預かりを考えている人は、毎日の出費のことも含め、よく考える必要があるでしょう。
3) 物資の寄付
ドッグフードやトイレシート、タオルなどを保護施設に寄付することも、保護施設にとって大変ありがたいことです。これらの物資は毎日使用するものですので、いくらあっても問題はないでしょう。
このように、ボランティアは、何か行動をしなければならないわけではなく、寄付をするだけでも十分ですので、まず思い立ったら行動をしてみてはいかがでしょうか?
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