• 愛護と保護
  • 2020/01/23

動物愛護センターから犬を引き取りたい! または引き取ってほしい場合は?

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「犬の引き取り」という言葉から何を思い浮かべますか? 「犬の引き取り」という言葉には、迷い犬や飼えなくなった犬を行政施設などに保護を依頼するということと、保護されている犬を引き取るという、全く逆の行動である両者を指します。 最近は犬の飼い方として、後者の「保護された犬を家庭で引き取って飼う」という方法が少しずつ増えてきています。 保健所で保護された犬たちは、定められた期間を過ぎると愛護センターへ移されますが、その後、愛護センターで保護され続けるわけではなく、一定期間を過ぎると殺処分される運命です。 そのため、新しい里親を探す譲渡会などのイベントが行なわれ、「殺処分ゼロ」に向けての取り組みがされています。

1. 動物愛護センターを介した犬の引き取り

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1) 保護犬を引き取る場合 ①どこでどのように探すのか? 住所地の近くの行政施設や保護団体で開催される「保護犬の譲渡会」の情報を探します。 「里親募集」という名称で募集している場合もあります。 これらは市町村や施設のHPで広報されているので、ネットで探してみてください。 ②引き取るための条件がある 飼育放棄された犬たちを保護している団体では、新しい家族のもとでまた同じような悲しい結果が起こらないようにと強く願っていますし、そうでなければなりません。 そのため、飼い主候補の生活スタイルについて細かくチェックを行っています。 例えば、留守にする機会が多くないか?飼育するために適した環境があるか?といった内容のことや、家族構成や居住場所などについてのヒアリングが行われ、条件を満たす人だけが譲渡を受けられることとなります。 2) 行政に引き取りを依頼する場合 ① 引き取りを拒否される要件 ・販売業者からの依頼や繰り返し引き取りを依頼する場合 ・不妊措置をせずに生まれた子犬の引き取り ・飼いづらいなど、飼い主の勝手な理由での引き取り依頼 これらは飼い主の身勝手な理由として、引取り要件に該当しません。 これら以外の場合は引き取りしてもらえる可能性が高いです。 ② 引き取り依頼という選択をしないために 引き取りは、やむを得ない事情で継続して飼うことができない場合が発生したときの、最後の選択です。 引き取られた動物は、全てが譲渡されることはなく、引き取られた動物の約9割が殺処分されているのが現状です。 犬を飼う前に、最期まで責任を持って飼う覚悟ができているか、必ずしっかりと心に決めなくてはなりません。

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momo0530

アウトドア大好きの女性ライターです。 趣味として、登山・キャンプ・旅行・映画・ガーデニングを楽しんでいます。 長時間勤務で体調を崩したことをきっかけに会社を退職し、現在はライターとして独立できるよう奮闘中。 役に立つ記事をお届けできるように心がけています。

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