• 犬の種類と特徴
  • 2020/01/20

忠実で頑固な小さな武士 柴犬の特徴

Photo

柴犬は日本の天然記念物として指定される日本犬の中で最も小さく、最も飼育頭数が多い犬種です。 最近ではShibaやShibainuとして海外でも高い人気を誇っています。 見た目は小さめで愛嬌のある顔をしている柴犬ですが、どんな特徴があるのか、柴犬飼育者の私が柴犬のリアルをお教えします!

1.身体的特徴

Photo

1) 大きさ 柴犬は小型〜中型犬として区別され、重さは成犬で約10キログラム前後になります。 2 )外見 耳は立ち耳で、顔はシュッとしていて、尻尾がくるんとした巻き尾です。 3) 色 色は「赤色」「黒色」「白色」「胡麻色」の4種類で、柴犬の80%は赤色と言われており、皆さんの多くが思い浮かべる柴犬の色です。 白は成長と共に赤色が混じる場合もあり、私の愛犬はきちんと血統書のついた白柴で、耳が赤色で食パンのようです。 4) 毛 柴犬の毛は外側の硬い毛と内側の柔らかい毛からなるダブルコートと呼ばれるタイプです。 気温の変化に対応するため、換毛期には毛がごっそり抜け落ちるので、室内飼いするときには手入れや掃除が少し大変です。

2.柴犬の性格

Photo

1) 高い学習能力を持ち、飼い主と認めた人には忠実 柴犬は学習能力が高いため、しっかりとしたしつけには高い効果があります。 一度許したことを覚えているので、いい加減なしつけは禁物です。 また、秋田犬と同様に飼い主と認めた人には忠実な性格です。 2) 頑固 柴犬はラブラドールレトリーバーなどの種と比べて独立心が強く、自分の意思と欲求で動くことが多く、一般的に頑固と言われます。 私の飼っている柴犬も指示に納得がいかないと従いたくなくて葛藤するものの、飼い主への忠誠心からようやく指示通り動くということがよくあります。 3) 警戒心が強い 柴犬は一般的に警戒心が強いと言われ、飼い主以外の人や他の犬の対して攻撃的になることがあります。 これはもともと柴犬が猟犬として用いられてきたためと考えられており、番犬としても重宝する能力です。 ただし、個体によっては警戒心が強すぎて家庭で飼うには大変な場合もあるようです。 一方で、私の愛犬のように誰にでもご挨拶して仲良くなってしまうような警戒心の欠片も見当たらない個体もいますので、その子の性格を受け入れて上手に付き合ってあげましょう。 4) 綺麗好き 柴犬はかなりの綺麗好きのため、自分のテリトリーが汚れることを嫌がります。 室内飼いの場合はケージとトイレの場所をなるべく離すようにしましょう。 テリトリーを汚さないために外でしかトイレに行かなくなってしまう犬も多いですが、雨の日など散歩に連れていけない場合に健康に良くないので、室内でもトイレに行けるようにしつけてあげると良いでしょう。

おわりに

Photo

柴犬の特徴を振り返るとまるで武士のようですね。 しつけに注意が必要なことから、初心者向けとは言えないかも知れませんが、一度は飼ってみたい犬種ではないでしょうか?

Photo

マーシャル

都内で働く国際結婚ママライター。 子育て&白柴オーナー共に3年目です。 場所にとらわれない生き方を目指して奮闘中。

アカウントを作成しましょう

アカウントをお持ちの方はログインしてください。

アカウントを作成しましょう

アカウントをお持ちの方はログインしてください。

アカウントを作成しましょう

アカウントをお持ちの方はログインしてください。

アカウントを作成しましょう

アカウントをお持ちの方はログインしてください。

ログイン/会員登録が必要です。