犬がおやつを欲しがる理由には、いくつかの種類があります。 主な理由としては単に「おいしいものを食べたい」というものです。 この場合、甘やかしすぎが原因でしつこくねだってくることがあります。 ねだられてもあげないことが基本ですが、ごはんの量やコミュニケーション不足が原因のときは根本的なことを見直してみましょう。
1. 犬がおやつを欲しがるときの対処法
犬がおやつを欲しがってしまうときの対処法は3つあります。
1) 単なるわがままだと考えて相手にしない
犬がおいしいおやつを欲しがるのは、当たり前の行動です。
きちんとしつけられている犬であれば、飼い主のいうことを聞きます。
もし、おやつを与えないといつまでも吠え続けるなど問題がある場合は、相手にしないことが大切です。
犬の中で「わがままをいっていればおやつをもらえる」と認識してしまうと、無駄吠えやいたずらは止まりません。
何をしてもおやつは出てこないとわかれば、犬も諦めます。
甘やかしてしまった分、きちんとしつけることでおやつを欲しがりすぎる癖を直しましょう。
2) ごはんの量や時間帯を見直す
いつもおやつを欲しがっているということは、犬がお腹を空かせている可能性があります。
成長や生活環境の変化で、栄養が足りていないことがあるかもしれません。
そもそも、ごはんの量やあげる時間帯を見直すことで、おやつを求める頻度が下がる可能性があります。
「おやつがおいしいから欲しい」と考えている犬には効果がないかもしれませんが、お腹が減っておやつを求める犬にはごはんの量や時間帯の見直しは必要です。
3) コミュニケーションの時間を設ける
飼い主とのコミュニケーションが取れていないと、犬は寂しがります。
かまってもらえない寂しさから、おやつを求める犬も多いでしょう。
寂しさや不安を紛らわせるために、おやつを欲しがる犬にはおやつ以外の方法でストレスを軽減させましょう。
例えば、散歩やブラッシング等の犬が喜ぶ時間を作るといった少し犬のために使う時間を増やしてみるのはいかがでしょうか?
ストレスが溜まって過食に走る前に、適度なストレス軽減の時間を作ることは重要です。
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