• お世話と身だしなみ
  • 2020/03/22

犬の「肛門腺しぼり」って何だろう?

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「肛門腺しぼり」って皆さん、聞いたことあるでしょうか? 初めて犬を飼う方は「なにそれ?」と思う方も多いでしょう。 「肛門腺しぼり」は犬を飼う上で知っておいた方が良いお世話の1つですので、ぜひこの記事で勉強しましょう!

1.犬の「肛門腺しぼり」知っていますか?

肛門腺しぼりとは、犬のお手入れの中で忘れがちな“肛門腺を絞ること”です。 犬のお尻には肛門の左右に「肛門嚢」と呼ばれる、匂い袋を持っています。大型犬であれば、排便と一緒に自分で出すことが出来ると言われ、人が絞らなくても大丈夫な子が多いのですが、小型犬や中型犬によっては、自分で絞り出す事が出来ないため、定期的に絞ってあげるお手入れが必要になります。 「肛門腺」は名の通り、肛門の両端に腺があり、よく見ると穴があるため見えますが、袋は見えません。 分泌物が肛門腺にたまると、指で肛門の横を押すと触感で膨らんでいると分かりますが、なかなか慣れていない飼い主様には見つけることが難しいようです。肛門嚢から出てくる液体はとても臭い匂いがしますので、シャンプー等のお手入れの際に行うのが良いでしょう。 ご自宅でシャンプーされている方で、ご自身で絞れない方は、サロンや病院で絞ってもらう事ができますよ。

2.犬の肛門腺を絞る頻度の目安は?

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肛門腺が溜まってくると、お尻を擦って歩く様子や頻繁にお尻を気にするなどの様子が見られます。 犬を飼っている方でも「肛門腺」の存在を知らない飼い主様も多く、こういった症状が出てから病院へ行く方も多いです。溜まったまま放っておくと、肛門嚢が破裂し、手術しなければならない状態になることもあります。溜まりやすい子もいますが、肛門腺が溜まる前に3、4週間に1回は絞ってあげるようにしましょう。 また、肛門腺を絞られる事が苦手な子もいますので、普段からうんち後にお尻を拭いておやつをあげる、お尻や尻尾を触ったり、持ち上げておやつをあげたり、肛門辺りを触られる事を気にしないようにしておくことも大切です。

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tonton

街でワンちゃんを眺めるのが大好きなアラフォー女子が、コラムに初挑戦! 自身にできる事を模索し、フリーランスに転向。 色々なご縁を大切にワンちゃんたちの幸せを願うドッグトレーナー。

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