成犬になって手がかからなくなったと思ったら、今度はご飯を食べなくなってしまった…。 急にどうしたの?と心配になりますよね。 成犬になったから少しは食べなくても大丈夫と思っても、ご飯を食べない日が続くと心配になるのも無理はありません。 どうして成犬になってからご飯を食べない状態になるのか、理由をご紹介します。
1.成犬がご飯を食べなくなる理由:イヤイヤ期がやってくるから
人間の子供にもイヤイヤ期がありますが、実は犬にもイヤイヤ期があります。 犬のイヤイヤ期は、散歩を嫌がったり、今まで興味のあったことにそっぽを向くなどがありますが、中でも手を焼くのは、成犬になったのにも関わらずご飯を食べないこと。 ご飯に限らず何かにつけてイヤイヤ状態なので、成犬になったのにご飯を食べないから体調が悪いのかな?と深く心配する必要はほとんどありません。 ご飯を食べない状態でぐたっとしているのであれば、動物病院で診療が必要ですが、ご飯を食べないだけで他は元気であればイヤイヤ期であることがほとんどです。
2.成犬がご飯を食べなくなる理由:駄々をこねるとおいしいものがもらえるから
成犬になるといろいろな知恵もついてきて、おいしい食べ物を食べるにはどうしたらいいのかを考えるようにもなります。 ご飯を食べないからといって、おいしいご飯やおやつをあげてしまうと、「ご飯を食べないとおいしいものが出てくる」と犬は考えてしまうのです。 そうなると厄介で、ご飯を食べるようになるまでは時間がかかると考えておきましょう。 「このご飯食べたくない」と成犬になってイヤイヤしても、いいことは何も起きないと学習させることが重要です。 成犬がご飯を食べないのは、ご飯に飽きたからではなく、よりおいしいものを飼い主からもらうためにはどうしたらいいかを考えていることがあります。
3.成犬がご飯を食べなくなる理由:飼い主の興味を引きたいから
子犬の時期は小さくてかわいいとすぐにだっこしてしまったりしますが、成犬になるにつれて慣れが出てしまい、構ってあげる時間がなくなっていませんか? そうすると犬はだんだんと寂しくなってしまいます。 成犬になるにつれて構わなくなってしまった場合は、ご飯を食べないことで飼い主の気持ちを引こうとしていることもあります。 ここでおやつなどをあげてしまうと、「ご主人はご飯を食べないことで構ってくれるんだ」と思って、よりご飯を食べなくなってしまいます。