犬のおやつとしておいしい果物を食べさせてあげたいと思う人もいるかもしれません。 ビタミンCなど栄養素が豊富に含まれ程よい甘みのある果物は、人間だけでなく犬にとっても魅力的なおやつです。 ですが犬に与えていい果物と与えてはいけない果物がありますので注意してください。
1.犬に与えてもいい果物と与えてはいけない果物は?
私たち人間が果物を美味しく食べていると、愛犬も欲しがることもあるかもしれません。 是非あげたいところですが、犬におやつとして与えていい果物とダメな果物があるので、説明していきます。
1) 犬に与えていい果物
いちご、りんご、バナナ、キウイ、パイナップル、メロン、みかん、スイカ、柿、梨、アセロラ、クランベリー、さくらんぼなどの果物は、普通に犬に与えても問題ありません。
与えすぎは体によくないものの、果物には豊富なビタミンCが含まれ、カロリーも低いため、ダイエット中のおやつにもおすすめです。
例えばバナナでは、「エネルギー補給」の役割があり、バナナに多く含まれるカリウムは細胞を活性化させて筋肉の収縮や腸の運動を助けてくれます。
また、梨の場合は90%が水分であるため、水分補給の代わりに使うこともできます。
果物の自然な甘みはわんちゃんのおやつとして大切な役割を果たしてくれます。
2) 犬に与えてはいけない果物
人間が食べられても犬には有害である食べ物は、チョコレートやネギ類など様々ありますが、果物でも与えてはいけないものがあります。
ぶどう、イチジク、ドライフルーツ、レモン、グレープフルーツ、プルーンなどは犬に与えてはいけません。
「果物なら体に良さそうだしなんでも与えていいはず」と思ってしまいそうですが、これらの果物はNGなので注意が必要です。
ぶどうは腎不全や下痢を引き起こす可能性があるほか、イチジクは皮や葉、果肉に中毒性のある成分が含まれています。
2.犬に果物を与えるとき注意すること
犬に果物を与える際に注意しておきたいのが、 「食べ過ぎないように少量を与えること」、「毒のある部分は取り除くこと」です。 皮・種・芯・茎は取り除きましょう。