犬を迎え入れてから一緒に過ごす時間は、とても楽しみなものですね。 散歩もそのひとつだと思います。 散歩には、運動不足の解消、ストレス発散という効果がありますが、それだけでなく社会性を学ぶ大切な場でもあります。 さまざまな体験を通して、外部からの刺激などに対応できる力を育てることは、将来、問題行動を起こすのを防ぐのに役立つ大切なことなのです。 そこで、散歩デビューの時期やその前にしておきたい準備について解説していきます。
1.犬の散歩デビューのタイミングはいつ？
犬を飼ったその日からお散歩デビューというわけにはいきません。 母犬から受け取っていた免疫が少しずつ薄れていくため、ワクチンを接種して感染症から身を守ってやる必要があるからです。 子犬は生後6～8週ころより3回に分けてワクチンを接種し、それが終わる生後16週頃にお散歩デビューができることになります。 しかし、このワクチンプログラムの期間は、犬にとって大切な社会性を身につける時期と重なるため、何もせずにワクチンプログラムの終了を待っていると社会性を学ぶタイミングを逃してしまうことになってしまいます。 そのようにならないためにも、ワクチン接種が終了する前から抱っこでの散歩で外の環境に慣らしておくことが必要になります。
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2.犬の散歩デビューの前に準備しておくこと
基本的に、ワクチンプログラムの完了までは散歩に出すことができません。 しかし、この期間に外の環境に慣らしておくことができれば、スムーズに散歩を始めることができます。 散歩の練習を家の中でもしておきましょう。 まずは犬を抱いて家の中から窓の外を見せる、その次に抱っこで外を散歩するということでいろいろな刺激に触れさせてあげることです。 併せて、本格的な散歩のためのトレーニングをしておきましょう。 リード・首輪をつけて歩く練習で人と歩くこととはどんなことなのか？ そして、その楽しさを覚えさせていきます。 こうすれば初めての散歩で戸惑うことが少なくなります。 散歩デビューしたての頃は、いきなり長距離ではなく、家の周り等の短い距離から始め、少しずつ距離を伸ばしていくようにしましょう。
お散歩デビューの時に覚えておきたい「誘導」や「アイコンタクト」のトレーニング
ほめほめドッグトレーナー由香さんによるお散歩デビューの際に覚えておきたいしつけ「誘導」や「アイコンタクト」のトレーニング動画です。 ぜひご覧ください！
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