「ふぁ〜」と愛犬があくびをすると、眠くなってきたのかなと思う方が多いのではないでしょうか? しかし、犬があくびをするのは眠いからだけではなく、それ以外のさまざまな理由が考えられます。 この記事では、犬がどんな時にあくびをするのかを解説いたします。
1. 緊張をしている
病院やトリミング、旅行など慣れていない場所に来た時や、初めて会う人に抱っこされた時などのいつもと違う状況に緊張した場合、あくびをすることがあります。 あくびをすることにより脳に酸素を行き渡らせて、リラックスできる状態を作りだそうとしています。
2. 何かしらの不快を感じている
犬は不快を感じるとあくびをします。 部屋が暑かったり、寒かったりと居心地が悪いときに飼い主さんへ向けて 「心地よくありません!」 というサインを示すためにあくびをすることがあります。
3. 敵意が無いことを示している
散歩中に他のワンちゃんとすれ違ったときや、ドッグランなどで他のワンちゃんと遊んでいる時にあくびをすることがあります。 これらは「敵意は無いですよ」というアピールをしています。 また、飼い主さんに怒られているときも敵意は無いことを示していることがあります。 あくびをしても「反省しなさい!」と怒らないようにしてくださいね。
4. あくびがうつった
犬も人間と同じように、誰かがあくびをしているところを見ると、あくびがうつります。 犬もあくびがうつるなんて、意外ですね。
5.体調が悪い時のサイン
人間は体調が悪いとストレスを感じることがあります。 実は犬も同じです。 ですから、頻繁にあくびをしている時は体調が悪くないかチェックしましょう。 他に嘔吐や下痢、食欲不振などが見られる場合は、すぐに病院で診てもらいましょう。
【まとめ】
犬があくびをするのにはさまざまな理由があることがお分かりいただけましたでしょうか? 緊張していたり体調が悪い時など、犬たちは様々なサインとしてあくびをすることがあります。 愛犬があくびをしたときには何かしらのサインかもしれませんので、よく観察し、見落とさないようにしてあげてくださいね。