愛犬が寝る前に寝床を掘るしぐさをしたり、一休みしようとしてソファを掘るしぐさはかわいくて面白いですよね。 しかし、掘るという行動を続けられると家具が傷ついてしまったり、花壇を掘り返してしまうなど問題行動にもなります。 この記事では犬が掘るしぐさをする理由を理解し、さらには効果的な対処法について詳しく解説します。
犬が穴を掘る主な理由
犬が穴を掘る主な理由は以下の3つです。
1. 本能的な行動
犬は元々、野生で生活していた頃に穴を掘る習性を持っていました。
これは、食べ物を探す・隠すためや、巣を作るための行動です。
特に、繁殖期や妊娠中の雌犬は、安全な場所を確保するために穴を掘ることがよくあります。
この本能的な行動が今も残っているため、ベッドや毛布の上で無意識に穴を掘るしぐさをすることがあります。
2. 環境への適応
体温調節のために穴を掘っている可能性もあります。
暑い日には暑さをしのぐために地面を掘って涼しい場所を探したり、寒い日には暖かい場所を見つけるために穴を掘ったりします。
特に草むらや砂地など、地面が柔らかい場所は掘りやすいため、穴を掘るという行動が見られやすいです。
庭やドッグランでこのような行動が見られたら、適切な温度の場所に移動しましょう。
3. ストレスや運動不足
飼い犬が穴を掘る理由の一つに、ストレスや運動不足があります。
特に、運動不足や飼い主さんとのコミュニケーションが不足している犬は、ソファなどの家具を掘ることでストレスを発散しようとします。
特に室内犬に多く見られる行動です。
ソファなどの家具を掘る理由と対処法
犬がソファなどの家具を掘るのも、上述した主な理由と共通しています。特に、以下のような理由が考えられます。
快適な場所の確保
ソファは犬にとって快適な場所です。
掘ることで、肉球にある汗腺から自分の匂いを付けたり、より快適な空間を作ろうとします。
この理由による行動は、本能的なものがほとんどのため、愛犬が気持ちよく過ごせるよう見守りましょう。
楽しいから
犬が純粋に嬉しい、楽しいという感情を表現するために掘る行動をしていることも考えられます。
また、以前掘るしぐさを見せたときに飼い主さんが反応したのを覚えていて、気を引くためにこの行動をすることもあるようです。
掘ってほしくない家具でこのしぐさを見せたときは、反応しないことで犬も学習し、やらなくなるでしょう。
ストレスの発散
ソファなどの家具を掘ることで、ストレスを発散する行動を取ることがあります。
あまりにも過剰に掘る行動を続ける、ソファカバーが破れるまで掘る行動を続ける場合は、ストレスが溜まっている可能性もあります。
散歩や遊びの時間を確保し、ストレスを発散させてあげましょう。
また、分離不安症の可能性もあります。ぜひ以下の記事も確認してみてください。
庭や屋外で穴を掘る理由と対処法
冒頭でも説明したように、犬が穴を掘る行動をするのは習性からです。
そのため、愛犬が土まみれになってしまいますが、土のある場所では穴掘りさせてあげるとストレスが発散されますので、ある程度は自由にさせてあげるのも良いと思います。
しかし、花壇やドッグラン(穴掘りを禁止しているドッグランも多いです)などで穴掘りしてしまうのは問題ですので、愛犬の名前を呼んで気をそらす、呼び戻すといった対策が必要です。
もし自宅の庭であれば、花壇を柵で囲う、一角に掘ってもいいスペースを作るといった対策を行った方が良いでしょう。
まとめ
犬が穴を掘る行動は、本能や環境、ストレスに起因することが多いです。 運動不足やストレスを軽減し、適切な環境を整えましょう。 犬の習性を理解しコミュニケーションを深めることで、より良い関係を築くことができるでしょう。