• 犬の種類と特徴
  • 2022/07/20

ビション・フリーゼの特徴・性格・大きさ・値段相場や飼い方のポイントをご紹介

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この記事では、ビション・フリーゼを飼おうと考えている方へ、ビション・フリーゼの特徴や性格、大きさ、値段相場、飼い方のポイントをご紹介します。

ビション・フリーゼの特徴

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真っ白いふわふわとした長毛とくりくりした目をもつビション・フリーゼ。 ビション・フリーゼといえば、綿あめのようなふわふわとした独特のカットが有名です。このカットスタイルは「パウダーパフ」と呼ばれ、たくさんの愛犬家を魅了してきました。カールした毛のため、カットやシャンプーにはプロの技術が必要ですが、手をかければかけるほど見た目が可愛くなる犬種だといえるでしょう。

ビション・フリーゼ 抜け毛・被毛

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ビション・フリーゼはカールしたダブルコートが特徴の長毛種で、春・秋に換毛期があります。 抜け毛が非常に多い犬種のため、こまめに掃除が必要です。

ビション・フリーゼの被毛は2層で構成されます。

  • 保温効果のあるアンダーコート
  • 外部からの刺激を防ぐオーバーコート

ダブルコートであるビション・フリーゼは暑さに弱いため、愛犬が生活する部屋ではエアコンの設定温度を低めに設定しましょう。

ビション・フリーゼの性格

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ビション・フリーゼの基本的な性格の特徴は、以下の通りです。

  1. 遊び好き
  2. 愛情深い
  3. 神経質
  4. 機嫌が良い
  5. 喧嘩っ早い
  6. 穏やか
  7. 抱っこが好き
  8. 素直
  9. 自己中心的

抱っこされることも遊ぶことも大好きなビション・フリーゼは、素直でしつけもしやすい犬種です。基本的に飼い主に対し愛情深く穏やかですが、自分が話題の中心にいないと不機嫌になってしまうようなわがままな一面もあります。フレンドリーで他の犬とも仲良くなれる性格のため、多頭飼育にも適した犬種だといえるでしょう。

 

オスの性格

オスのビション・フリーゼは、飼い主への依存度が非常に高く甘えん坊な傾向があります。飼い主が常にそばにいないと不安を感じ、ストレスを抱えてしまいます。愛犬との時間がたくさん作れる方がオスのビション・フリーゼを飼育するのに適しているといえるでしょう。

 

メスの性格

メスのビション・フリーゼは、オスより自立心が強くしっかり者の傾向があります。ひとりでいることにも抵抗があまりないため、オスよりもお留守番が得意です。

飼い主に従順でしつけもしやすいため、飼育初心者はメスのビション・フリーゼがおすすめかもしれません。

ビション・フリーゼの大きさ

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ビション・フリーゼは小型犬に分類される犬種で、マルチーズやパピヨンといった犬種と同じような大きさになります。 ここでは、ビション・フリーゼの大きさを説明します。

ビション・フリーゼ 成犬の体高

ビション・フリーゼの成犬時の体高は、25cm~29cmが一般的です。

JKCの基準では標準よりオスは+1cm、メスは-2cmまで許されます。ただ、ペットとして飼う場合はあまり気にする必要はありません。

 

ビション・フリーゼ 成犬の体重

ビション・フリーゼの成犬時の体重は、約5kgが一般的です。JKCの規定では、5kgに近い体重で均整のとれた体つきであることが望まれます。

ビション・フリーゼの値段・価格相場と選び方

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ビション・フリーゼの値段相場は、現在20万円~60万円ほどが一般的です。 血統や毛色によって、もっと高価格なワンちゃんもいるようです。 毛色は純白のみ許容され、黒や茶色などの色違いはいません。

ビション・フリーゼの選び方

ビション・フリーゼの子犬を選ぶときには、以下のポイントをチェックしましょう。

健康体かどうかのチェック

・毛並みは真っ白できれいか

・後ろ足や股関節に異常はないか

・口の中は綺麗なピンクで噛み合わせが良好か

・目ヤニや涙やけはなくキレイか

・鼻は湿っているか

・耳の中に異常や異臭はないか

・お尻の周りが汚れていないか

・不自然な歩き方をしていないか

・抱き上げたときにずっしりした重みがあるか

性格のチェック

・元気に遊んでいるか

・遠くから声をかけたときに反応するか

・こちらに対し尻尾を振ってくれるか

・大人しく抱っこされてくれるか

血統・将来の大きさのチェック

・遺伝病やデメリットとなる特性を親や祖先・兄妹が持っていないか

・JKC発行の血統証明書はついているか

・数代先までファミリーツリーを確認できるか

ビション・フリーゼ 飼い方のポイント

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ビション・フリーゼは、室内で飼うことが基本の犬種です。 ここでは、ビション・フリーゼの子犬をお迎え・飼い方のコツ・ポイントをご説明します。

お迎え時のポイント

子犬のお迎えに行く際には、必ずペットシーツを敷いたキャリーケースを用意しましょう。安全に子犬を運べるよう、子犬の大きさに適した頑丈なキャリーケースを使ってください。

お迎え時には、食事やトイレの仕方、健康診断やマイクロチップの有無など、子犬の現在の状況を聞いておくと安心です。かかりつけになる獣医を事前に探しておけば、お迎え後の健康診断に困ることもなくなるでしょう。

ビション・フリーゼの子犬をお迎えする際には、以下のグッズを用意しましょう。

  • サークルやケージ
  • トイレトレー
  • 首輪やハーネス
  • リード
  • 食器
  • 給水機
  • お迎え先で食べていたフード
  • スリッカー・コームブラシ
  • ペットヒーター(10~5月の場合)
  • 爪切りやシャンプーなどのケア用品
  • おもちゃ
  • 除菌消臭剤 など

お迎え前には子犬が誤って飲み込んでしまわないよう、床に物はできるだけ置かない環境づくりをしておくことを忘れないようにしましょう。寒い時期・暑い時期にお迎えをする場合には、ペットヒーターやエアコンで温度管理をしっかり行ってください。

お迎え当日から3日ほどは、なるべくケージからビション・フリーゼを出さず環境に慣れてもらいましょう。初日~1週間はじっくりと様子見を行い、その後にスキンシップをとっていくと子犬に不安をあまり感じさせずに慣れさせることができます。

 

成長期・成犬期のポイント

ビション・フリーゼを飼育する際には、食事、運動やしつけなどさまざまなポイントを知っておく必要があります。以下では、ビション・フリーゼと暮らしていく上でのポイントを解説します。

 

【食事のポイント】

ビション・フリーゼは涙やけを起こしやすい犬種です。

ご飯を消化しやすいものに変えると涙やけがよくなることがあります。少し手間がかかりますが、うんちの様子を見ながら愛犬に合うドッグフードを探し、乳酸菌やオリゴ糖を加えた食事を与えるといいでしょう。

また、ビション・フリーゼは肥満になると膝蓋骨脱臼を発症しやすくなります。肥満にならないよう、食事は高たんぱく・低脂肪・低カロリーにするようにし、ご褒美のおやつなどもあげすぎないようにしましょう。

 

ビション・フリーゼは生後1年で成犬になる犬種です。

成長段階に合わせて食事の回数は調整しましょう。

生後1年まで

3~4回

1歳以降

2回

 

【運動のポイント】

ビション・フリーゼは運動がとても好きな犬種です。

なので、毎日20分程度の散歩が必要です。散歩の時間帯をバラバラにすると愛犬の気分転換になるのでおすすめです。また、歩くだけでなくボール遊びなども取り入れると散歩をもっと好きになってくれるでしょう。

 

【お手入れのポイント】

ビション・フリーゼの被毛は絡まりやすいため、毎日のお手入れが必須です。

以下の手順で丁寧なブラッシングを行い、美しい被毛を保ちましょう。

  1. スリッカーブラシで毛玉をほぐし、毛の間に入ったゴミを取る
  2. 獣毛ブラシやピンブラシで丁寧に全身をブラッシングする
  3. コームを使い、もつれ毛や顔の細かな毛並みを整える

ビション・フリーゼは特徴のある毛質なので、飼い主さんが自分でカット・シャンプーをすると皮膚炎を起こしてしまうことがあります。カット・シャンプーはトリマーさんなどのプロに頼むことをおすすめします。

トリミング・シャンプーの頻度は月に1,2回が理想です。一緒に耳掃除や爪切りをしてもらいましょう。涙焼けが気になる場合は、涙焼けローションなどで拭いてきれいにしてあげましょう。

 

【しつけのポイント】

ビション・フリーゼは賢くてなつきやすいため、非常にしつけやすい犬種です。

主従関係を構築し、飼い主がリーダーだと理解させればいろんなしつけをすぐに学習してくれるでしょう。飼い主に従順なビション・フリーゼには、褒めて伸ばすことを意識してトレーニングしましょう。うまくできたら大げさなくらい思い切り褒めてあげてください。

まとめ

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賢く愛嬌のある遊び好きなビション・フリーゼはしつけがしやすく、飼育初心者でも飼いやすい小型犬です。また、他の犬とも仲良くできるため多頭飼いにも向いています。 ただ、ビション・フリーゼの最大の特徴であるふわふわの白い被毛をきれいに保つには少し手間がかかります。毎日のブラッシングや定期的なトリミングやシャンプーなどの被毛ケアを欠かさないようにしましょう。手をかければかけるほどかわいくなる犬種です。 ふわふわの見た目でコミュニケーションが大好きなビション・フリーゼに癒される生活も素敵だと思いませんか? ぷにぷにPaw(ぽー)では他の犬種についても詳しく解説しております。ぜひ読んでみてください。

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スミスさん

幼いころから犬・フェレット・ハムスターなどと生活してきました。 好きな犬はミックス犬。 実家で子供の頃飼っていた子も、スピッツと柴犬のミックスでした。 現在はフェレットの「つな」ちゃんと2人暮らし中。

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