日本犬の代表ともいえる柴犬の中でも最近人気急上昇なのが豆柴。 豆柴と聞いてまず想像するのは、「小さめの日本犬」とか「柴犬のミニチュア犬」ということだと思います。 豆柴が選ばれる大きな理由は、賢い性格と、小さな体格で飼いやすいということでしょう。 では、豆柴が成犬になった時の体重はどれくらいになるのかご存知ですか? 豆柴といって迎え入れた子犬が、予想よりも大きくなることは十分あり得るのです。 今回は豆柴の体重について詳しく解説していきたいと思います。
1. 豆柴とはどんな犬か?
体格の小さな柴犬同士を交配してできた「小柄な柴犬」のことを豆柴と呼びます。 実は、豆柴という名称は血統書上でも犬種としては正式に認められていません。 性格は柴犬の性格をそのまま受け継いでおり、頭が良く大胆で独立心がありますが、飼い主に従順な飼いやすい犬種です。
2. 豆柴の成犬時の体重は?
成犬時の柴犬の標準的な体重は、オスが10kg前後、メスが8 kg前後と言われています。 これに対して豆柴の標準体重は、5kg前後とかなり小さめであることが分かります。 子犬の豆柴を家族として迎え入れたとしても、成犬になった時に必ず体格が小さいかというと、必ずしもそうではありません。 普通の柴犬ほどの体格になることがあるのです。 小柄な親同士から生まれたからといって、絶対に子犬が大きくならない保証はどこにもないからです。 そこで、成犬になった時の体重を重要視して選ぶのであれば、もう少し成長した頃(生後6ヶ月前後)に迎え入れる手もあります。 個体差がありますが、体重推移が落ち着く頃であれば、それほど予想とかけ離れてしまうことがないと考えられるからです。 また、思ったような体重にしようと、エサの制限をするなどといったことは厳禁です。 サイズが小さい分、体力がなかったり免疫力が低下しやすかったりするため、健康で長生きできるように、しっかり管理してあげましょう。