• 犬の種類と特徴
  • 2020/01/21

人気の豆柴、成犬時の体重や大きさは?柴犬との比較

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日本犬の代表ともいえる柴犬の中でも最近人気急上昇なのが豆柴。 豆柴と聞いてまず想像するのは、「小さめの日本犬」とか「柴犬のミニチュア犬」ということだと思います。 豆柴が選ばれる大きな理由は、賢い性格と、小さな体格で飼いやすいということでしょう。 では、豆柴が成犬になった時の体重はどれくらいになるのかご存知ですか? 豆柴といって迎え入れた子犬が、予想よりも大きくなることは十分あり得るのです。 今回は豆柴の体重について詳しく解説していきたいと思います。

1. 豆柴とはどんな犬か?

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体格の小さな柴犬同士を交配してできた「小柄な柴犬」のことを豆柴と呼びます。 実は、豆柴という名称は血統書上でも犬種としては正式に認められていません。 性格は柴犬の性格をそのまま受け継いでおり、頭が良く大胆で独立心がありますが、飼い主に従順な飼いやすい犬種です。

1) 豆柴の登録規定によると成犬の大きさは大体30cm前後

団体にて設定されている豆柴の体高は、最大で34cmまでです。
メスはやや小型に設定されています。
あくまでも、この審査は生後1年の時点で普通の柴犬より小さいか確認するためのものです。
それ以降の成長もあるでしょう。必ず小型になるわけではありません。
なお、普通の柴犬は10cm以上大きいケースもあるため、小さく感じるのではないでしょうか。



2) 豆柴という犬種が認められているのは一部団体のみ

豆柴を認めている団体は世界的にまだ少なく、KCジャパン、日本社会福祉愛犬協会等が血統書を発行しています。
一般社団法人 ジャパンケネルクラブ(JKC)や日本犬保存会では、豆柴を正式な犬種として認めていないようです。
基本的には先祖の検査状況によって血統書発行ができるかが変わってくるため、少し特殊な犬種です。
先祖代々小さい家系だとしても、本人が小さいかはわからないですよね。
大きさが判明するのは、育ってみてからとなります。

2. 豆柴の成犬時の体重は?

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成犬時の柴犬の標準的な体重は、オスが10kg前後、メスが8 kg前後と言われています。 これに対して豆柴の標準体重は、5kg前後とかなり小さめであることが分かります。 子犬の豆柴を家族として迎え入れたとしても、成犬になった時に必ず体格が小さいかというと、必ずしもそうではありません。 普通の柴犬ほどの体格になることがあるのです。飼う前に「もしも標準より大きくなっても飼えるのか」を考えておきましょう。 KCジャパンなど、認定基準を設けている団体で登録されている犬であれば、小型になる確率は高まりますが、絶対ではないことを理解しておきましょう。 小柄な親同士から生まれたからといって、絶対に子犬が大きくならない保証はどこにもないからです。 そこで、成犬になった時の体重を重要視して選ぶのであれば、もう少し成長した頃(生後6ヶ月前後)に迎え入れる手もあります。 個体差がありますが、体重推移が落ち着く頃であれば、それほど予想とかけ離れてしまうことがないと考えられるからです。 また、思ったような体重にしようと、エサの制限をするなどといったことは厳禁です。 サイズが小さい分、体力がなかったり免疫力が低下しやすかったりするため、健康で長生きできるように、しっかり管理してあげましょう。

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momo0530

アウトドア大好きの女性ライターです。 趣味として、登山・キャンプ・旅行・映画・ガーデニングを楽しんでいます。 長時間勤務で体調を崩したことをきっかけに会社を退職し、現在はライターとして独立できるよう奮闘中。 役に立つ記事をお届けできるように心がけています。

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