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  • シニア犬
  • 2025/04/09

老犬ホームとは?サービス内容や費用を解説

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愛犬が年齢を重ね、介護が必要になったとき、どのようにサポートすれば良いか悩む飼い主さんは少なくありません。 仕事や家庭の事情で十分なお世話ができない場合、「老犬ホーム」の利用を検討する方も増えています。 この記事では、 「老犬ホームとは何か」 「どんなサービスが受けられるのか」 「費用はどれくらいかかるのか」 など、老犬ホームに関する基本情報をわかりやすく解説します。 また、実際に老犬ホームを運営している施設へのインタビューも交えながら、愛犬にとって安心できる施設の選び方も確認しておきましょう。

老犬ホームとは

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犬も人間と同じように、年齢を重ねると体の自由が利かなくなったり、病気がちになったりします。 そんな高齢犬の生活を、専門的な知識と設備でサポートするのが「老犬ホーム」です。

老犬ホームの役割

老犬ホームは、ただ犬を預かる場所ではありません。

高齢犬ができるだけ快適に、そして幸せに暮らせるように配慮された「第二の家」のような存在です。


日々の食事や排泄の補助、歩行のサポートだけでなく、獣医師による健康チェックや、スタッフとのふれあいを通じて、心のケアにも力を入れています。


また、介護に不安を抱える飼い主さんにとっても、専門スタッフに任せることで精神的・身体的な負担を軽減でき、愛犬との時間をより穏やかに過ごす手助けにもなります。


老犬ホームの種類

老犬ホームにはいくつかのタイプがあります。 愛犬の性格や飼い主さんのライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。


【都市型老犬介護ホーム】

都市部に立地し、通いやすさや緊急時の対応に優れる施設。

動物病院と連携している場合も多く、医療面での安心感があります。


【自然型老犬介護ホーム】

郊外や自然豊かな環境にある施設で、のびのびと過ごせるのが魅力。

広い敷地での散歩やふれあいを重視しています。


老犬ホームのサービス内容

老犬ホームでは、飼い主さんの都合や愛犬の状態に合わせて、さまざまなスタイルで預けられるサービスが整っています。


【老犬ホームのサービス例】


  • 一時預かり(ペットホテル)
  • デイケア
  • 終身預かり
  • 介護サービス

旅行や急な外出時には一時預かりが便利で、長期的に日中だけ預けたい場合はデイケアの利用が適しています。


飼い主が高齢や病気などの理由で最期まで面倒を見られない場合、犬の一生を施設が引き受ける終身預かりを選択することも可能です。

介護が必要な犬には、排泄や食事の補助、見守りなどの介護サービスが提供されます。


【具体的な支援内容】


  • 生活支援(食事・トイレ・散歩・シャンプーなど)
  • 医療サポート(獣医師による診察、定期的な健康チェック)
  • 精神的なケア(ほかの犬やスタッフとのふれあい)

老犬ホームでは、さまざまなサービスを通じて、愛犬の健康と心の安定をサポートしてくれます。


老犬ホームの費用相場

老犬ホームの費用は、サービス内容や施設の立地、犬の大きさ、健康状態によって大きく異なります。


とくに大型犬や介護度の高い犬は、手間やスペースが必要になるため費用も高くなる傾向があるといえるでしょう。

  • 月額費用:10万円〜15万円程度
  • 年間費用:50万円〜150万円程度
  • デイケア1日あたり:3,000円〜5,000円
  • 一時預かり1日あたり:3,000円〜7,000円
>スマイルフラワーの料金表

施設によっては、基本料金とは別に、入所料、医療費、介護用品費、トリミング代、送迎費などが追加されるケースもあります。


契約前に「何が含まれているのか」「追加料金が発生する条件」などをしっかり確認することが大切です。

老犬ホームの選び方

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愛犬に合った老犬ホームを選ぶためには、いくつかの大切なポイントを押さえておく必要があります。 以下の項目をチェックしながら、見学や問い合わせを行うのがおすすめです。

施設の設備や環境をチェック

まず注目したいのが、施設内外の清潔さや安全性です。

高齢犬は体力が低下しており、環境の変化や衛生状態に敏感になっています。


✔︎屋内外がしっかり清掃されているか

✔︎温度や湿度の管理が適切か

✔︎犬が自由に動き回れるスペースが確保されているか

✔︎床材が滑りにくいか

✔︎段差などに配慮されているか


施設を見学できる場合は、実際に現地を訪れて、犬たちがリラックスして過ごしているか、明るく開放的な雰囲気かどうかを体感するのがおすすめです。


スタッフの対応や資格を確認

老犬ホームでは、日々のケアを担うスタッフの質も非常に重要です。


✔︎動物看護師やペット介護士などの有資格者が在籍しているか

✔︎犬への接し方が丁寧で、愛情を感じられるか

✔︎健康状態の変化に気づける観察力や対応力があるか

✔︎医療機関との連携が適切に行えるか


なお、老犬ホームを運営するには「動物取扱業」の登録が義務付けられており、この登録がされているかも確認しておくと安心です。


口コミや評判を調査

利用者の声は、実際のサービス内容や施設の雰囲気を知る手がかりになります。


✔︎SNSやGoogleマップなどの口コミを確認する

✔︎第三者のレビューサイトも参考にする

✔︎実際に利用した飼い主の感想を読む


とくに「スタッフの対応」「衛生面」「犬の様子」についての口コミが参考になります。

不安な点があれば、直接施設に質問してみるのも良いでしょう。


老犬ホーム「スマイルフラワー」で愛犬が健やかに過ごせる日々を

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今回、老犬ホーム「スマイルフラワー」運営会社であるJPB株式会社の張本和貴さんへインタビューさせていただきました。

担当:老犬ホーム「スマイルフラワー」の特徴について教えてください。


張本さん:老犬ホーム「スマイルフラワー」は、東京・神奈川・埼玉からアクセス良好な千葉県にある動物病院が運営する施設で、約2,500坪の広大な敷地を有しています。

開放的なドッグランや自然豊かな環境の中で、老犬たちはストレスなくのびのびと過ごしています。

老犬ホームって閉鎖的な環境なんじゃないかと心配される方もいらっしゃいますが、その概念が覆るような元気に過ごせる施設を目指しております。


担当:わんちゃんは何頭くらい預かってますか?


張本さん:小型犬~大型犬まで幅広く80頭近くおります。


担当:そんなに多くのわんちゃんがいるんですね。例えばどんなわんちゃんがいますか?


張本さん:例えば、スコッチくんという11歳のバーニーズの子がいて、 30キロぐらいありますが、広い施設を自由に走り回り、健やかに過ごしています。

当施設に預けていただく老犬は7歳以上の中高齢の子がほとんどですが、施設に来て逆に元気になり、長生きする子もいます。


担当: わんちゃんにとって、すごく良い施設ですね!


張本さん:動物病院運営でこれほどの広さを持つ老犬ホームは、国内最大級となります。

また、都内から高速道路で約1時間ほど、高速を降りてからも約10分というアクセスで、面会にもお越しやすい場所にあります。


担当:費用面はどういった金額なのでしょうか。


張本さん:長期預かりの場合、月額5万円からお預かりします。

単にお預かりするだけでなく、獣医師による定期的な往診による健康チェックや医療費割引サービスなど、老犬にも飼い主さまにも優しいサポート体制を整えています。


担当:いろんなサービスもついてるし、母体が動物病院で獣医師さんが定期的に見てくれるとなるとすごく安心できますね。


張本さん:老犬にも飼い主さまにも、お越しいただいた皆様が笑顔になる施設を目指しております。

また、当施設では元野犬の保護犬譲渡も支援しており、施設見学に加えて保護犬との触れ合いも随時受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。


担当:本日はありがとうございました。


BS朝日 「つながる絵本〜for SDGs〜 #427」で放送されました!


まとめ

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老犬ホームは、飼い主と高齢犬がより良く暮らすための選択肢のひとつです。 介護が必要な愛犬のケアをプロの手にゆだねることで、犬も飼い主も安心した生活を送ることができます。 施設選びでは、環境やスタッフの質、サービス内容、費用のバランスをしっかりと確認することが大切です。 今回紹介した「スマイルフラワー」のような施設も含め、複数を比較・見学して、愛犬にとって最適な場所を選びましょう。 ※掲載している画像はイメージです。

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ぷにぷにpaw編集部

動物看護師やトリマーの有資格者や愛犬家など犬が大好きな人が編集しております。 愛犬家の皆様に正しい情報をお伝えできるよう、わんちゃんについて日々勉強をしております。

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