犬に生クリームを与えることは、基本的には問題ありませんが、注意が必要です。 動物性生クリームは多くの犬にとって美味しいご褒美となり得ますが、適切な種類や量を選ぶことが大切です。 本記事では、犬に動物性生クリームを与える際の注意点、更に植物性生クリームや豆乳ホイップ、無添加生クリームなど、種類ごとの注意点についても詳しく解説します。
犬に動物性生クリームを与える際の基本的な注意点
1. 乳糖不耐症
生クリームとは、牛乳から乳脂肪分を抽出して作られた乳製品です。
多くの犬は乳糖不耐症であり、乳製品を摂取すると乳糖をうまく分解できず、下痢になってしまうことがあります。
牛乳や他の乳製品を与えて合わなかったことがある場合は、生クリームを積極的に与える必要はありません。
関連記事:犬に牛乳は与えない方がいい!適量や与え方について解説
2. カロリー管理
生クリームは非常に高カロリーな食品です。
過剰に与えると肥満の原因となるため、特にダイエット中の犬や運動量が少ない犬には注意が必要です。
コレステロールと飽和脂肪酸が含まれており、悪玉コレステロールを増やしてしまう原因となります。
おやつとして与える際は、全体のカロリー計算に注意しましょう。
3. アレルギー反応
まれに、犬が乳製品にアレルギー反応を示すことがあります。
生クリームを与えた際に、嘔吐や下痢、皮膚のかゆみや赤みが見られた場合はすぐに与えるのをやめ、獣医師に相談しましょう。
4.適量を守る
はじめは指先にほんの少し生クリームをつけて舐めさせ、アレルギー反応や乳糖不耐症の症状が出ないかを確認しましょう。
問題なければ小型犬であれば小さじ1杯程度が与える適量です。
カロリーの問題もあるので、日常的に与えるのではなく、時々ご褒美として与えるのが良いでしょう。
動物性以外のクリームについて
生クリームにもいろいろな種類があります。それらは犬にとってどうなのかを解説します。
植物性生クリーム
特徴植物性生クリームは、植物から抽出した成分で作られたクリームを指します。
大豆の蛋白質やヤシの油などが原材料として使用され、他のクリーム同様乳化剤などを加えて作られています。
動物性の原料を一切使用しておらず、乳糖を含まないため、乳糖不耐症の犬でも食べることができます。
注意点
- 添加物の確認: 一部の植物性生クリームには、人工甘味料や保存料が含まれている場合があります。愛犬の健康を考えると、無添加のものを選ぶことが大切です。
- カロリー: 植物性とはいえ油脂が原料のため、やはり犬にとっては高カロリーです。動物性の生クリームと同様、小型犬であれば小さじ1杯程度が与える適量です。
豆乳ホイップ
特徴豆乳ホイップは、豆乳をベースにしたホイップクリームで、乳製品アレルギーや乳糖不耐症の犬にも与えられる食品です。
また、カロリーは動物性の生クリームの半分以下、コレステロールも含まれておらず、たんぱく質は倍以上と、優れた成分です。
もし自宅で犬用ケーキを作る際は豆乳ホイップを使用することをおすすめします。
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注意点
- 甘味料の使用: 一部の豆乳ホイップには、甘味料が添加されていることがあります。成分を確認し、無添加のものを選びましょう。
- カロリー: 動物性の生クリームよりも圧倒的にカロリーは少ないのが特徴の豆乳ホイップですが、カロリー管理はしっかり行いましょう。
無添加生クリーム
特徴無添加生クリームは、動物性脂肪のみを原料として作られ、添加物が一切入っていない生クリームで、比較的安心して与えることができます。
質の高い乳製品を使用しているため、犬にとっても良いご褒美となります。
注意点
- 乳糖不耐症: 動物性の生クリームのため、犬が分解しにくい乳糖が含まれています。下痢等の症状が見られた場合は与えるのを中止してください。
- カロリー: 特にダイエット中の犬や運動量が少ない犬には与える量に注意が必要です。動物性のためコレステロールと飽和脂肪酸が含まれており、悪玉コレステロールを増やしてしまう原因となります。
まとめ
生クリームは、犬にとって美味しいご褒美となる一方で、与え方には注意が必要です。
乳糖不耐症やカロリー管理、アレルギー反応に気を付けることが大切です。
生クリームは積極的に犬に与える食品ではありませんが、特別な日や犬用手作りケーキを作りたい場合は豆乳ホイップで代用するのもおすすめです。
愛犬との幸せな時間を過ごすために、食事やおやつの選択には十分な配慮をし、楽しい食体験を提供してあげてください。