りんごは栄養価が高く、犬にとっても安全な食品です。 しかし、与え方には注意が必要です。 本記事では、犬にりんごを与えることのメリットや注意点、さらには成分について詳しく解説します。
りんごの栄養価
りんごは、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富な果物です。 犬の成長や活動に有益とされる成分も含まれています。
1. 抗酸化作用
りんごにはりんごポリフェノールの「プロシアニジン」、ビタミンA(β-カロテン)、ビタミンCが含まれており、抗酸化作用があります。
これにより、犬の免疫システムをサポートし、健康維持に役立ちます。
特に、老犬や免疫力が低下している犬にとって、ビタミンCは重要な役割を果たします。
2. 食物繊維
りんごには食物繊維が豊富に含まれています。
ペクチンという水溶性食物繊維が大腸内で善玉菌を増やす働きを助け、腸内環境を整える働きがあります。
これにより、便通が改善されるだけでなく、腸内の健康を保つことにもつながります。
3. 疲労回復
りんごには疲労を回復する効果がある「クエン酸」や「カリウム」が多く含まれています。
犬にりんごを与えるメリット
1. 低カロリーでダイエットに適している
りんごは低カロリーな食品で、犬が体重管理をする際のおやつとして最適です。
おやつとして与えることで、犬の満足感を得られつつ、過剰なカロリー摂取を防ぐことができます。
2. 水分補給ができる
りんごは約80%が水分となっており、特に夏場などには水分補給にも役立ちます。
犬は水分を十分に摂取することが重要ですが、りんごを与えることで身体に有益な栄養を摂取すると同時に水分を補うことができます。
3. 噛むことでストレス解消
りんごのシャキシャキとした食感を好む犬も多いです。
犬は噛むという行動を通じてストレスを解消することができます。
噛むことは、犬の本能的な行動でもあり、ストレス解消に有効です。
与える際の注意点
1. しっかり洗って種と芯を取り除く
りんごの表面には農薬が付着していることもあります。
まずはしっかり洗いましょう。
りんごの種や芯にはごく微量ですが「アミグダリン」という犬にとって有毒な成分が含まれています。
りんごを与える際には、必ず種と芯を取り除くようにしましょう。
皮や皮と実の間には、ポリフェノールやペクチンが多く含まれているので、皮は剥かずに与えても大丈夫です。
2.与え方に注意
犬にりんごを与える際は、食べやすいサイズにカットしてあげましょう。
子犬や老犬など、かむ力が弱い場合はすりおろしてあげても大丈夫です。
3. 適量を守る
りんごは栄養価が高い食品ですが、水分量や食物繊維が多いため与えすぎると下痢や消化不良を引き起こす可能性があります。
犬の大きさに応じて適量を与えましょう。
一般的には、小型犬であれば1/8個、中型犬であれば3/8個、大型犬であれば1個程度が目安です。
4. アレルギーの確認
まれに、犬がりんごに対してアレルギー反応を示すことがあります。
花粉アレルギーがある犬はりんごへのアレルギー反応が起きやすい傾向があるようです。
食する部分の構成成分がカバノキ科(ハンノキ、シラカンバ)に似ているため、これらの植物にアレルギーがあると分っている場合は、与えない方が良いでしょう。
初めて与える際は少量から始め、様子を見ながら与えるようにしましょう。
異常な症状が見られた場合は、すぐに獣医師に相談することが重要です。
りんごのデメリット
1. 糖分に注意
りんごには天然の糖分が含まれているため、特に糖尿病の犬や肥満気味の犬には注意が必要です。
適量を守り、他の食事とのバランスを考え、1日の摂取カロリー内に収まるように与えることが大切です。
2. 消化不良の可能性
犬の消化器官は人間とは異なるため、果物に対して消化不良を起こすことがあります。
特に皮に含まれる繊維質が悪影響を及ぼす場合があるため、皮をむいて与えたり、量を減らしてみる等で様子を見ましょう。
まとめ
犬にとってりんごは、適量を適切に摂取すれば健康に良いメリットをもたらします。
ビタミンCや食物繊維、フラボノイドなど、犬にとって有益な成分が含まれており、ダイエットや水分補給、ストレス解消にも役立ちます。