• 躾とトレーニング
  • 2020/03/17

犬の爪切りって難しい?~犬の爪の構造や道具を知ろう~

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皆さんは犬の爪切りをしたことはありますか? 初めて爪切りをする方は「どうすればいいんだろう?」「何か気をつけるべきポイントはあるのかな?」と思う方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、「犬の爪切り」について解説させていただきます。 これを読んで犬の爪切りがバッチリできるようにしちゃいましょう!

1.犬の爪のお手入れをする前に!

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犬の爪は何本あるでしょうか? 犬種や個々によって本数には違いがありますが、標準的には前肢が5本、後肢が4本です。 前肢の、人でいう親指にあたる部分の爪は「狼爪(ろうそう)」と呼ばれ、地面に接触しない爪です。 犬種によっては後ろ足にも狼爪がある場合もあります。 爪を切らずに伸ばしたままにしてしまうと歩行が困難になるだけでなく、伸びた爪で指や肉球を傷つけてしまう可能性があります。 爪切りは、月1~2回は行った方が良いでしょう。 爪が伸びてきて、フローリングを歩く時にカツカツと音がするようになってきたら爪切りのタイミングです。 お散歩にたくさん行く子は、アスファルト等で爪が削れてくれるので、月に一度でもよいかもしれませんね。 ただし「狼爪」は歩くときには地面に触れないので削れません。定期的に爪の長さを確認し、切ることが必要です。

2.犬の爪の構造と爪切り時の注意点

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犬の爪は筒のような形をしており、その中には血管や神経が通った部分があります。 つめが長く伸びるとこの血管部分もそれに伴い伸びていきます。 長く伸びてしまったからと言って、一気に短くしてしまうと、伸びた血管まで切ってしまい、犬自身が大変痛い思いをします。 爪の長さは頻繁にチェックをし、長く伸びた爪を切るときは、血管を切らないように慎重に行うほうが良いでしょう。 また、犬の爪には個体によってさまざまな色をしたものがあります。 白くて血管が見える爪、茶色くて血管がうっすらしか見えない爪、真っ黒で全く血管は見えない爪など様々です。 爪の色はその犬の毛色やメラニン色素の分布によって違うといわれています。 毛色が明るかったり、肉球が白っぽい犬は白い爪になり、毛色が濃く、黒っぽい肉球の犬は爪も黒くなる傾向にあるようです。 白い爪の子は、血管が見えるのでどのくらい切ったらよいのかわかりやすいのですが、真っ黒の子はどこからが血管なのか見えづらいので、爪を切るときには血管を切らないように少しずつ切るのが良いでしょう。

3.犬の爪切りをするための道具はどんなのがあるの?

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爪切りの道具には、ギロチンタイプとハサミタイプがありますが、使いやすい方でどちらでも構いません。 ただし、ちゃんと犬用のものを使用してください。 飼い主が爪切りに慣れていないうちは失敗をしてしまうことがあるかもしれません。 深爪しすぎて血管まで切ってしまうと、神経も通っていますので痛みを伴います。 痛いことがきっかけで爪切りが苦手になる子も多いので、持ち方、切り方は慣れないうちは獣医さんやトリマーさんなどに相談するのが良いかもしれません。

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tonton

街でワンちゃんを眺めるのが大好きなアラフォー女子が、コラムに初挑戦! 自身にできる事を模索し、フリーランスに転向。 色々なご縁を大切にワンちゃんたちの幸せを願うドッグトレーナー。

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