※画像はイメージです 犬と生活していく中で、人と犬の両方が快適に過ごせることが理想だと思います。 最近は小型犬に限らず、大型犬でも家の中で飼うことが増えてきているように感じます。 そこで、犬がより快適に、人との生活を暮らしやすくするために、住環境の工夫をしてみましょう。 今回は、土間のある家で犬と暮らすということを考えてみたいと思います。
1.犬が快適に暮らせる土間
土間というのは居室の中と外の間にある、家の内外をつなぐ空間のことです。 この空間は土足で歩くことができ、濡れたものをそのまま運び入れることができたため、古くから作業をする場所として使われてきました。 今では、水洗いによって簡単に汚れを洗い流せることや、雨や風を気にせずに過ごせるといった良い利点を生かして、犬との生活に土間を取り入れている飼い主さんが増えています。 例えば、 ・散歩の準備から片付けまでの動線を土間内で作り、スムーズな散歩ができる ・散歩のあとの汚れた足で入っても、簡単に汚れを落とすことができる ・直接、暑さや寒さの影響を受けることがない。雨や風も防ぐことが出来る ・プライベートスペースを作ってやることで、犬が安心してのんびりと過ごすことが出来る などです。
2.犬と暮らす土間の工夫
床材は滑らない素材を選び、犬の足に負担がかからないようにします。 ひんやりする素材なら夏に涼しく過ごすことができます。 また、さっと拭き取ることができる素材を選ぶと掃除がしやすく、お散歩での汚れもそれほど気にしなくてもいいですね。 犬だけでなく、飼い主にとって世話のしやすい環境を整えることも大切なことです。 なぜなら、お世話ひとつするたびに手間がかかっては、お世話そのものに疲れてしまうからです。 例えば犬グッズをまとめて、土間に取り付けた棚に収納できるようにする、犬が出入りできるゲートを作る、犬専用の足洗い場を作るなどです。 犬の居場所を土間にするのであれば、エサ・トイレグッズ・散歩道具・トリミンググッズを整理して置くようにして玄関先でお世話が完結できるようにすると便利です。 窓があればいいですが、消臭スプレーや換気扇などを利用して、臭いが気にならないようする工夫も必要です。