昭和記念公園は、東京の立川市にある広大な公園で、四季折々の風景を楽しめる人気スポットです。 犬を連れて行ける公園としても知られていますが、「具体的にどこを歩けるのか?」「ドッグランはあるのか?」「犬と一緒に食事できるレストランはあるのか?」 など、訪れる前に気になる点も多いでしょう。 本記事では、昭和記念公園で犬と楽しむためのルールやエリア、ドッグランの利用方法、犬連れにおすすめの過ごし方を詳しく解説します。 また、単なる公式情報だけでなく、実際に犬と訪れる際の注意点も紹介します。 「犬と一緒に昭和記念公園に行くならどこが楽しめるの?」「どんな準備が必要?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてください!
本記事の内容
1.昭和記念公園は犬OK?基本ルールと注意点 2.昭和記念公園のドッグラン利用ガイド 3.犬と一緒に楽しめるエリアとおすすめの過ごし方 4.昭和記念公園を犬と楽しむためのコツ 5.おわりに
1.昭和記念公園は犬OK?基本ルールと注意点
昭和記念公園は、犬の同伴が可能なエリアが多く、ペット連れでも快適に楽しめる広大な公園です。
愛犬との散歩やドッグランの利用など、多くの飼い主に親しまれています。
ただし、犬の入場が制限されているエリアや、守るべきルールがあるため、犬と昭和記念公園を訪れる際に知っておきたい基本ルールや注意点を詳しく解説します。
1-1. 犬同伴可能エリアと禁止エリア
昭和記念公園では、犬と一緒に散策できるエリアが広く設定されています。
ただし、以下のエリアには犬の入場制限があります。
✅ 犬が同伴可能なエリア
- 公園全体の散策エリア(園内のほとんどのエリアで犬の散歩が可能)
- ドッグラン(無料・登録制)
- 自然エリア(こもれびの丘、こもれびの里)
- 日本庭園の周辺の通路
❌ 犬の同伴が禁止されているエリア
- 日本庭園の内部
- 子ども向け遊具エリア
- 公園内の飲食施設(レストラン・カフェの屋内)
- 一部の花壇エリアやイベントスペース
ポイント:事前に園内マップをチェックし、同伴が禁止されているエリアには犬と一緒に行かないようにしましょう。
地図はこちら(外部リンク):https://www.showakinen-koen.jp/facility/
1-2. リードの着用ルール
昭和記念公園では、園内を散歩する際は必ずリードを着用することが義務付けられています。
リードのルール詳細
リードの長さ:長すぎると他の利用者と接触するリスクがあるため、1.5m以内のリードが推奨されています。
伸縮リードの使用:利用は可能ですが、混雑時や狭い通路では短めに調整するのがマナーです。
ノーリードは禁止:ドッグラン以外では、どんな状況でもノーリードは禁止されています。
混雑時(特に土日祝)は、リードを短めに持ち、周囲の状況を確認しながら散歩すると安心です。
1-3. フンの処理やマナーについて
愛犬と公園を訪れる際は、フンの処理や周囲への配慮を徹底することが必要です。
フンの処理に関するルール
- フンは持ち帰る(専用のビニール袋やフン処理袋を持参)
- マーキング対策として、水を持参し、排尿後に流すのがマナー
その他のマナー
- 無駄吠えをさせない
- 飛びつき・拾い食いをさせない
- 人が多い場所では端を歩く
周囲の人も気持ちよく過ごせるよう、基本的なマナーを守りながら楽しみましょう!
1-4. 入園料金や開園時間の確認(2025年3月時点)
昭和記念公園には、無料エリアと有料エリアがあります。
犬を連れての利用には、料金や開園時間も事前にチェックしておきましょう。
入園料金
無料エリア:一部の広場や外周の散歩道は無料で利用可能
有料エリア:広い芝生エリアや施設を利用する場合は入園料が必要(大人450円/子ども無料)
開園時間
春夏(3月~10月):9:30~17:00(土日祝は18:00まで開園)
秋冬(11月~2月):9:30~16:30
休園日:
- 年末年始(12月31日・1月1日)
- 2月の第4月曜日とその翌日
📝 最新の料金や開園時間は変更されることがあるため、訪問前に昭和記念公園の公式サイトで最新情報を確認するのがおすすめです。
昭和記念公園公式サイト(外部リンク):https://www.showakinen-koen.jp/
2.昭和記念公園のドッグラン利用ガイド
昭和記念公園には、ドッグランが設けられており、広々としたスペースで愛犬を思いきり遊ばせることができます。
小型犬・中型犬・大型犬のエリアが分かれているため、どのサイズの犬でも安心して利用できるのが特徴です。
ただし、ドッグランの利用には事前の登録やルールの確認が必要なので、初めての方はルールや規則をしっかり把握しておきましょう。
2-1. ドッグランの場所と利用条件
昭和記念公園のドッグランは、園内の「みんなの原っぱ」近くに位置し、登録制で利用できます。
以下の条件を満たせば、誰でも利用可能です。
✅ 利用条件
- 登録制(初回利用時に手続きが必要)
- ワクチン接種証明書(狂犬病・混合ワクチンの提出が必要)
- 犬鑑札(市町村の登録証)の提示が求められる場合がある)
- 発情期の犬の利用は禁止
ドッグラン内ではノーリードで遊ばせることができますが、ドッグラン外では必ずリードを着用するようにしましょう。
2-2. ドッグランの料金と登録の流れ(2025年3月時点)
昭和記念公園のドッグランは、有料の登録制となっています。
💰 料金
- ドッグラン愛犬登録カード: 300円(年1回更新)
- 利用料:無料(一度登録すれば、その後は無料で利用可能)
📝 登録の流れ
- ワクチン接種証明書・犬鑑札を持参
- 公園内の受付(ドッグラン管理事務所)で登録手続きを行う
- 登録証を受け取り、ドッグランを利用可能に
※ 登録には多少時間がかかることがあるので、初回利用時は余裕をもって手続きをしましょう。
ドッグラン概要はこちら:https://mall.punipunipaw.com/dog_run/detail/286
2-3. 混雑する時間帯や注意点
昭和記念公園のドッグランは、特に週末や祝日に多くの利用者が集中するので、混雑する時間帯があります。
⏰ 混雑を避けるコツ
- 午前中(9:30〜11:00):比較的空いているため、のびのびと遊べる
- 夕方(16:00以降):日が落ちて涼しくなり、犬の負担が少ない
- 12:00〜15:00(特に土日祝):最も混雑する時間帯なので注意
⚠️ ドッグラン利用時の注意点
- 他の犬とのトラブルを防ぐため、初めての犬同士は慎重に対面させる
- おもちゃやボールを持ち込む場合、他の犬と取り合いにならないよう注意する
- 水飲み場は共用のため、自分の犬用の給水ボトルを持参すると良いでしょう
特に初めてドッグランを利用する犬は、少しずつ環境に慣らしながら遊ばせるのがポイントです!
3.犬と一緒に楽しめるエリアとおすすめの過ごし方
昭和記念公園は、犬と一緒に散策を楽しむのに最適な広大な公園です。
広々とした芝生広場や四季折々の美しい風景を楽しめるエリアが点在しており、愛犬とともにリラックスした時間を過ごすことができます。
本章では、犬と歩くのにおすすめの散策コースや、季節ごとの見どころ、犬連れに最適な休憩スポットについて詳しく解説します。
3-1. 散策に最適なコース(芝生広場、日本庭園周辺など)
昭和記念公園には、犬と一緒に散歩を楽しめる遊歩道や、のびのびと過ごせる芝生エリアが多数あります。
✅ おすすめの散策コース
- みんなの原っぱ周辺(広大な芝生広場で開放感抜群)
- 日本庭園周辺の遊歩道(静かで落ち着いた雰囲気)
- ふれあい広場周辺(ベンチが多く、休憩しながら散策できる)
- 水鳥の池周辺(水辺の景色が楽しめる癒しスポット)
特に「みんなの原っぱ」は芝生が広く、リードを付けたままでも自由に動けるため、犬の散歩コースとして人気があります。
また、日本庭園の周辺は木々が多く日陰ができやすいため、暑い日でも比較的快適に散策できるエリアです。
3-2. 季節ごとの見どころ(桜、紅葉、ひまわりなど)
昭和記念公園では、季節ごとの趣のある景色が楽しめるため、何度訪れても新しい発見があります。
🌸 春(3月~5月)
桜のトンネル(園内各所):ソメイヨシノが満開になり、ピンクのアーチの中を愛犬と散歩できる
チューリップガーデン(渓流広場周辺):色鮮やかなチューリップが咲き誇る
🌻 夏(6月~8月)
ひまわり畑(花の丘エリア):ひまわり畑一面に咲いているひまわりを楽しめる
木陰のある遊歩道(こもれびの里周辺):木陰の中で涼しげに散策ができる
🍁 秋(9月~11月)
イチョウ並木(カナール周辺):黄金色に染まる並木道は絶好の撮影スポットです
紅葉エリア(日本庭園外周):見事な秋の風情を演出する深紅のモミジが見事です
❄️ 冬(12月~2月)
冬の澄んだ空気と広大な景色:人が少なく静かな園内で、落ち着いた散歩が楽しめる
また、秋冬の期間でライトアップイベントが開催されることがあります。
2024年は10月31日(木) ~12月1日(日)の期間に日本庭園エリアで開催されました。
最新のイベント情報は、昭和記念公園の公式サイトをチェックするのが確実です!
3-3. 犬と一緒にくつろげるスポット
昭和記念公園には、犬と一緒に休憩できるベンチや日陰エリアが多く、散策の合間にリラックスできる場所が豊富にあります。
✅ くつろげるおすすめスポット
- ふれあい広場のベンチエリア:広めのベンチが設置され、ゆったり座れる
- 水鳥の池近くの木陰エリア:湖畔の景色を眺めながら休憩可能
- ドッグラン近くのピクニックゾーン:散歩や運動の後にちょうどいい休憩ポイント
- 芝生広場(みんなの原っぱ):レジャーシートを広げてピクニック気分で過ごせる
特に「水鳥の池」周辺は静かで、人通りも比較的少ないため、のんびりと愛犬と過ごしたい方におすすめです。
また、公園内には売店やキッチンカーが出ることもあるため、軽食を楽しみながら愛犬とくつろぐのも良いでしょう。
4.昭和記念公園を犬と楽しむためのコツ
昭和記念公園で愛犬と快適に過ごすためには、事前の準備と当日の工夫が大切です。
特に、持ち物や天候対策をしっかり行うことで、より快適に楽しむことができます。
本章では、公園を訪れる際に持っていくと便利なアイテムや、天候・混雑対策、愛犬のストレスを減らすためのポイントを紹介します。
4-1. 持っていくと便利なアイテム
昭和記念公園は広大な敷地を持つため、長時間の散策や遊びに備えて、必要な持ち物を準備しておくことが重要です。
✅ 犬連れで持参すると便利なアイテム
- 給水ボトル&折りたたみ式の水皿(水分補給用)
- レジャーシート(芝生広場での休憩に便利)
- ウェットティッシュ&タオル(足拭きや汚れた際の対応に)
- 日よけグッズ(夏場)(犬用のクールベストや保冷剤)
- 防寒対策グッズ(冬場)(小型犬向けの防寒服やブランケット)
特に夏場は熱中症対策として「こまめな水分補給」が必須なので、水飲み場があるか事前に確認しつつ、十分な水を持参しましょう。
4-2. 事前に確認しておきたい天候や混雑状況
昭和記念公園を訪れる際は、当日の天候や混雑状況をチェックしておくと、快適に過ごしやすくなります。
⛅ 天候による対策
- 夏場(6月~8月):気温が高くなるため、朝夕の涼しい時間帯に訪れるのがベスト
- 冬場(12月~2月):寒さが厳しくなるので、防寒対策をしっかりと
- 雨の日:足元がぬかるむ場所もあるため、防水仕様のグッズが役立つ
🚶♂️ 混雑を避けるコツ
- 平日午前中が狙い目(人が少なく、愛犬ものびのび過ごせる)
- 土日祝は午前9:30~11:00、または16:00以降が比較的空いている
- 桜や紅葉シーズンは観光客が増えるため、混雑しやすい
特に週末やイベント開催時は混雑するので、混在しない時間帯を狙っていきましょう。
4-3. 犬のストレスを減らす工夫
昭和記念公園は多くの人が訪れるため、犬がストレスを感じないようにする工夫も大切です。
🐶 ストレス軽減のポイント
- 適度に休憩をとる(ベンチや木陰でこまめに休憩)
- 苦手な環境を避ける(他の犬や大きな音に敏感な場合、静かなエリアを選ぶ)
- 無理に長時間歩かせない(犬の体力に合わせてコースを調整)
また、初めて訪れる場合は、人が少ない時間帯を狙い、ゆっくり園内に慣れさせるのもおすすめです。
5.おわりに
昭和記念公園は、犬と一緒に散策やドッグランを楽しめる貴重なスポットです。 公園内にはリード着用で歩けるエリアや、自由に遊べるドッグランが整備されており、事前にルールやおすすめエリアを確認しておくことで、より快適に過ごせます。 また、訪れる季節によってその季節折々の楽しみ方ができるのも魅力のひとつ。 春は桜並木を散歩し、夏は木陰の多いコースを選ぶ、秋は紅葉を楽しみ、冬は澄んだ空気の中でのんびり歩くなど、何度訪れても新しい発見がるかもしれません。 愛犬の性格や体力に合わせた楽しみ方をチョイスして、快適に過ごせるよう準備を整えておきましょう。 愛犬と一緒に昭和記念公園を思いきり楽しみましょう!