• 想い出のわんこ
  • 2020/08/29

「青森犬(けん)民栄誉賞」を贈られた有名犬わさお

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皆さんは「わさお」を知っていますか? 「わさお」はなんとも言えない愛嬌のある顔にモッサリとしたシルエットで有名な秋田犬です。 テレビに多数出演したり、写真集やその半生をモデルにし、自身が主演する映画が制作されるほどの人気者(人気犬?)でした。 そんなわさおに青森県は2020年8月3日、県のイメージアップや誘客などで県の観光に貢献したとして「青森犬(けん)民栄誉賞」を贈りました。 ここでは、そんな「わさお」の数々の功績をご紹介していきます。

1. 「青森犬(けん)民栄誉賞」を贈られたわさおのこれまで

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実はわさお、もともとは迷い犬でした。 迷い犬だったわさおは青森県鰺ヶ沢町でイカ焼き屋を営む菊谷節子さんに2007年秋ごろに海岸でうろついているところを保護されました。 もともとはそのもっさりした毛並みから、ライオンのようだということで「レオ」と呼ばれていたそうです。 2008年頃、そこに立ち寄った旅ブロガーのブログでなぜか「わさお」の名前で取り上げられ、ブサかわ犬として世間の注目を浴び始めたのです。 2)有名犬わさおの大活躍 まさにネットから生まれたアイドルのように、ネットからテレビまで活躍の場を広げ、その「ブサかわ」で世間を魅了したわさお。 写真集の発売や映画化までされ、活躍の場はとどまることを知りませんでした。 そして、わさおへ会うために青森県鰺ヶ沢町には多くの観光客が押し寄せ、県の観光を盛り上げたのです。 その人気から2009年には鰺ヶ沢町の特別住民票が発行され、翌年2010年には鰺ヶ沢町の特別観光大使にも任命されました。 県や地域の活性化により一層貢献したことが認められ、県として感謝の気持ちを伝える意味も込めて今回の「青森犬(けん)民栄誉賞」の授与に至ったようです。

2. 秋田犬への認識をも変えたわさお

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そんな「わさお」は人々の秋田犬のイメージを大きく変えました。 彼が人気になるまでは秋田犬といえば、短毛で凛々しい顔立ちの姿が一般的でした。 あんなにもモサモサで愛嬌のある顔立ちの秋田犬がいるということは彼が有名になるまで殆ど知られていませんでした。 彼の活躍を機に、長毛タイプの秋田犬を飼いたいという人が多くなったようです。 わさおはあまり知られていなかった長毛の秋田犬の知名度上昇にも貢献していたのですね。

3.おわりに

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ブサかわ顔で世間を癒し、様々な活躍をした「わさお」のことをご紹介いたしました。 そんな彼も2020年6月8日、推定13歳でその生涯を終えました。 天国では2017年に旅立った飼い主さんと再会し、あのブサカワスマイルで幸せに過ごしているといいですね。 わさおの生きている間のエピソードや、亡くなったその後のことは青森県の新聞社である東奥日報社のWEBサイト、WEB東奥に掲載されているブログ「わさお通信:今日のしっぽ」で綴られています。 他にもわさおの公式Twitterもあります。 興味のある方はぜひのぞいてみてください。 わさお通信:今日のしっぽ https://www.toonippo.co.jp/category/blog-wasao Twitter:わさお公式 https://twitter.com/WASAO_official

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mari

中学生の頃よりゴールデンレトリバーを飼っていたこともあり、その子以来ブランクはありましたが、一昨年より念願叶いイングリッシュコッカーを飼っていて、ペットを取り巻く環境の変化にも驚かされています。

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