• ものがたり
  • 2020/07/28

スコットランド版ハチ公“忠犬ボビー”

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“忠犬”と言えば、誰もが渋谷の“ハチ公”を思い浮かべますが、スコットランドにもハチ公に負けないくらい有名な忠犬がいます。

スコットランド版ハチ公“忠犬ボビー”

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名前は「ボビー」。 19世紀中ごろ、スコットランドの首都エディンバラに生きたスカイ・テリアの雄です。 飼い主は警察署の夜警として働いていたジョン・グレイさん。 ボビーはグレイさんの相棒として、毎晩、夜の街をパトロールしていました。 二人はパトロールの合間に、よくカフェでお茶をしていたそうで、そんな二人の微笑ましい姿はすぐに街の名物になりました。 ところがグレイさんは次第に老衰し、1858年、結核におかされ他界。 その時まだ2才だったボビーは、グレイさんが埋葬された教会墓地「グレーフライヤーズ」から一歩も動こうとせず、墓石の傍らに座り続けました。 教会の職員に何度追い払われても、墓地から立ち去ることは一度もありませんでした。 ご主人様の死を決して受け入れようとせず、忠実に寄り添い続けるボビー。 彼は毎日きまって午後1時に、墓地の入り口近くにあるカフェへ向かったそうです。 そう、昔グレイさんと一緒に通った、あの思い出のカフェです。 そんな健気な犬の姿を一目見ようと、墓地には大勢の観光客が押しかけ、街の人々も動きだしました。 墓地の近くにはボビーの犬小屋が建てられ、カフェでは毎日ボビーに食事が与えられました。 ボビーはその後14年間にもわたり、墓地の番人として仕え、1872年に天寿を全うしたそうです。

忠犬ボビーのその後

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ご主人様のお墓に寄り添い続けたボビーは、渋谷の駅前でご主人様の帰りを待ち続けたハチ公にそっくりですね。 ハチ公は、警戒心が強く頑固な性格の秋田犬でしたが、スカイ・テリアも頑固な性格で知られています。 そして、両種とも飼い主にとても忠実なことで有名です。 教会の入り口に埋葬されたボビーの墓石には、「我らに忠誠と献身とは何かを示してくれたボビー」の文字が。 墓地の入り口には、今もボビーの銅像が建っています。 グレイさんやボビーの思い出のカフェは「グレーフライヤーズ・ボビー」の名で、今も営業中です。

【まとめ】

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愛犬家であれば、一度は飼い犬の忠誠心に感動したことがあるのではないでしょうか? 犬は人の忠実なパートナーとして、何年にもわたり寄り添うことができる生きものです。 犬は飼い主に忠誠を誓ってくれます。 だから人も犬を裏切ることなく、誠実な飼い主であり続けたいですね。 出典元 http://www.edinburghpotato.net/2015/01/blog-post_20.html https://worldheritagesite.xyz/contents/greyfriar-bobby/

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子育てのかたわらフリーライターを続けて5年。 ライフスタイル、ファッション、フード、ペット関連の記事が得意です。 雑誌編集経験10年以上。取材・校正などにも対応します。 思いやりと温かみの感じられる記事を心がけています。

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