今回は、できると可愛い「鼻タッチ」にチャレンジします。 鼻タッチは、犬が人の手のひらに鼻でタッチする動きです。一つの芸として教えられると、ちょっと自慢できちゃいます。 トリックは、“ただの芸”としての役割だけではなく、飼い主さんとの大切なコミュニケーションになります。 犬が飼い主さんからの問いかけに対して、楽しい印象をもつことで、人の言う事を聞きやすくなったり、安心感を持ってくれたり、たくさんのメリットがあります。 「鼻タッチ」子犬から大人の犬までどの子にも教えやすいトリックです。 楽しみながらチャレンジしてみましょう。
『鼻タッチ』を動画で解説
犬の鼻タッチをドッグトレーナーの動画を参考に解説していきます。
Step1：手のひらに触れたらごほうびをあげましょう
まずは、人の手のひらに犬の大好きなドッグフードやおやつの匂いを付けましょう。その手を犬の近くに出して、興味を持って近づいて鼻を手のひらにつけたタイミングに褒めてあげましょう。この時、「いい子」などのほめる合図を言ってからご褒美をあげるようにすると、犬にわかりやすく教える事が出来ます。
ポイントは、犬の鼻の高さに合わせて手を出すこと、そして、人から無理矢理押し付けないことです。無理矢理に行なってしまうと、手から逃げるように覚えてしまう事がありますので注意しましょう。
どうしてもうまくいかない場合は、指の間にご褒美を挟みながら行なうと良いでしょう。指に挟んだ食べ物につられて犬が鼻を触れたら、「いい子」といってそのご褒美をあげて下さい。段々と挟むご褒美は小さくすることと、「いい子」と言った後にあげるご褒美は反対の手からあげるようにすると、挟まなくても出来るようになります。
Step2：言葉の合図を教えましょう
スムーズに鼻タッチができるようになったら、言葉を教えていきます。「タッチ」や「お鼻」など好きな言葉を決めましょう。
※ここでは「タッチ」と教えていきます。
人が手を出すのと同時に「タッチ」と言葉をかけていきましょう。何度も繰り返していくと言葉と鼻タッチの動作を結び付けて覚えていきます。もちろん、上手にタッチしてくれたら褒めてあげて下さい。
「マテ」といって焦らしてから「タッチ」と言葉をかけるようにすると、タッチの意味をきちんと覚えたのかチェックすることが出来ます。
Step3：色々な位置で出来るようにしましょう
上手に覚える事ができたら、人が出す手の位置を変えてみましょう。右側、左側、前、後ろ、上、下、と色々な方向でも出来るようにゲーム感覚でチャレンジしてみて下さい。
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