多くの犬はおなかが減った時だけでなく飼い主とのコミュニケーションとしておやつを欲しがります。 ですが、中にはおやつを全くと言っていいほど食べない犬もいます。 周りの犬がおやつを毎日食べていると聞くと、「うちの子は毎日食べないけど大丈夫?」と不安になることもあるでしょう。 本当に犬はおやつを食べないことがいけないの?という疑問にお答えします。
1.犬がおやつを食べないことは悪いことではない
しつけのご褒美などにあげることの多いおやつですが、ごはんをしっかり食べているのであれば問題はありません。 ここから、おやつを食べないことで起こる良いことを説明していきます。
1) 毎日のおやつは肥満の原因になるから
犬が毎日おやつを食べないのはいけないことではありません。
むしろ、毎日食べないことは良いことなんです。
それは「肥満になりにくくなる」こと。
犬は人間のように自分で食べ物を手に取って食べることができませんから、毎日適量のご飯を食べていれば肥満になることはほとんどありません。
ですが、毎日おやつを食べる習慣ができてしまうと、肥満になりやすくなってしまいます。
「うちの子はおやつをあまり食べないけど…」と不安になることはありません。
安心してくださいね。
2) おやつ代が節約できる
犬のおやつは種類がたくさんあって、選んでいるのが楽しいと感じることもあるでしょう。
実は私も犬のおやつを選ぶのが楽しい時期がありました。
ところが、あまりに夢中になって買いすぎてしまって、気が付いたら使い過ぎてしまったことがありました。
お金のことを気にしながらお菓子を買うようになると犬も分かるんですね。
犬はおいしそうにおやつを食べなくなりました。
これではおやつをあげる意味を感じないと思い、おやつをあげるのを止めたのです。
そうすると分かったのですが、犬はおやつを食べない状態でもやっていけるんですね!
無理におやつを工面する必要はなかったのです。
その結果、おやつ代が節約できたので、ご飯代やお出かけ費用に回すことができて、新しい楽しみを見つけることがでました。
3) 毎日おやつがもらえるとわがままになりやすい
犬が毎日おやつをもらえるようになると、毎日催促さます。
もらえないと機嫌が悪くなる、言うことを聞かない等わがままになります。
犬がわがままになると直すのはなかなか難しいですよ。
やっぱり、おやつは「ご褒美でもらえると嬉しい」モノでないといけませんね。
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