室内犬の飼い主さんの一番の悩みはフローリングの傷、仕方ないと諦める飼い主さんが多いと思います。 約9割の室内犬の飼い主さんはフローリングの傷にお悩みだとか。 室内犬による家の傷をキチンと手当・修理しないと、大切な我が家の寿命が短くなってしまいます。 そこで、家を建てるときにできること、すでに住んでいるところでもできることをご紹介します。
1.家を建てるときのフローリングを犬に傷付けられない工夫
家を建てるときにできる傷付けられない工夫として、フローリング自体を犬が傷付けにくいものにするという方法があります。 おすすめのフローリング2種類をご紹介します。
1) 合板フローリング
合板フローリングとは何枚もの化粧板を重ねて作ってある床材のことを言います。
無垢フローリングと異なる点は、化粧板なのである程度表面がコーティングされており、傷つきにくく滑りにくいところです。
また防音性や耐久性にも優れているので室内でペットを飼う飼い主さん必見の床材です。
2) 室内用タイル
最近人気が出てきている室内用タイルです。
室内をモダンな感じにするだけでなく、傷もつきにくく、モノによっては防臭効果も期待できる等、室内でペットを飼われるご家庭にぴったりです。
さらに、木材の床と違い、ゴミが取りやすい、こぼれた飲み物を拭きやすい等の良いところがあります。
2.住んでいる家でもできる!フローリングを犬に傷つけられない工夫3選
ここから、すでに住んでいる家でもできるフローリングを傷つかせない工夫を3つご紹介します。
1) クッションフロアを貼る
クッションフロアはホームセンターや大手床材メーカーで取り扱っています。
数メートル単位で購入できるので比較的に気軽に購入することができます。
クッションフロアはフローリング全体を覆うことになりますので、「家の模様替えと併せて貼ってみよう!」という方が多いようです。
2) ニスをフローリングに塗る
無垢のフローリングや合板のフローリングを傷付けないためにニスを塗っても良いでしょう。
油性ニス、水性ニス、水性ウレタンニスがあるので使用用途をホームセンターのスタッフ等に確認して使い分けましょう。
3) 傷ついてしまっている箇所はウッドパテで埋める
フローリングのひび割れにはウッドパテを埋めることで対処します。
「木部補修用パテ」というものがホームセンターなどに売っているので、それでひび割れ部分の補修をすることができます。
3.フローリングを変えることが難しい方の場合
少し本題とは逸れてしまいますが、そもそもフローリングスペースに犬を放していることが原因なので、フローリングスペースではない玄関に犬専用スペースを作るという方法もあります。 タイル張り玄関拡張としてその近くに犬専用のスペースを設けることも一つの方法です。 家の中の犬のためのフローリング等の素材を考えなくても済むので、家の中を人ファーストにしたい方や費用面でフローリングを張り替えることが難しい方におススメです。 もし玄関横のスペースが必要なくなった時は、シーズン物(スキー板やバーベキューのコンロ置き場など)の収納スペースとして利用することができるので、使い勝手が良いですね。